F鍵谷陽平投手の愛妻で元女優の青谷優衣さんが主宰する料理教室に潜入取材 始めたきっかけは…
大人気の料理教室 旬の食材たっぷりの6品が完成!
日本ハム・鍵谷陽平投手(33)の夫人で、元女優の青谷優衣さん(32)が昨春から東京都内で料理教室を開催している。
毎月予約でいっぱいになるという人気のレッスンに、道新スポーツデジタルが潜入取材。優しい先生のレクチャーを受け、旬の食材をふんだんに使った6品が完成した。
現在、新規の生徒は月1回のレッスンで募集。スケジュール、詳細は「valley cooking」インスタグラムまで。
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開業は道産子右腕との出会いがきっかけ
体が資本のプロアスリートとの出会いが料理教室を始めるきっかけになった。もともと料理好きだった青谷さんは、プロ野球選手として活躍する鍵谷と結婚し「アスリートフードの勉強もするようになりました」
体づくりに欠かせないタンパク質などの栄養素を取ることも大事だが「ちゃんとおいしいものを作って食べてもらうのが体のためになるかなと思った」。本やSNSで勉強に励み、味にもこだわるようになった。
もともと料理上手 現在100人の生徒に指導
「家で作るだけになってしまうと、アウトプットする場所が家庭しかない。友達が、私の料理を好きだと言って、家に集まってくれる。友達向けに料理教室を開催したら、喜んでくれました」
知人がキッチンスタジオを所持していたこともあり、とんとん拍子で話が進み、昨年3月に料理教室を開業した。スタートから1年半がたち「ありがたいことに100人くらいの生徒さんがいます」と感謝する。
旬の食材にこだわったレッスンメニュー
月替わりのレッスンメニューは「その時の旬の食材を使って、基本は和食が多いです。生徒さんの声も聞いています」
潜入取材した6月は、夏にピッタリのさっぱり系メニュー「カブの甘酢漬け」、「トロトロ豆腐のお吸い物」、「冷しゃぶ胡麻サラダ」、「ヤングコーンのニンニクごはん」、「タコの山椒レモンカルパッチョ」、「魚の西京焼き」の6品だった。
8人の参加者とともにスタート まずはお吸い物
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道新スポーツデジタルが取材に訪れた当日の参加者は8人。それぞれに紙のレシピが配布され、和やかなムードでレッスンがスタートした。
まず始めに取りかかったのは、お吸い物のだし作り。鍋に水と昆布を入れ、中火で熱し、細かい泡が出てきたら取り出して、かつお節を投入する。時間をかけて作った合わせだしは、やっぱり香りが違う。味付けのポイントも教えてくれた。料理には塩分濃度1%の法則があり、汁物は0.9%がいいそう。
丁寧なレクチャーで初心者も安心
甘酢漬けのカブは右手の親指を刃に添えて、縦に皮をむいていく。難しい作業だが、先生が丁寧に説明してくれるので、料理初心者も安心だ。
お次は旬の食材・皮付きヤングコーンが登場。輪切りにしたヤングコーンとニンニクみじん切り、キノコを炒め、炊きたての白米と混ぜれば食欲をそそる一品が完成した。
いよいよメインディッシュの西京焼き
この日のメインは、魚の西京焼き。銀だら、サケといったお好みの魚に軽く塩をふり、水分をキッチンペーパーで拭き取って下処理すれば臭みがなくなる。白みそで作った西京みそを塗ってひと晩寝かせ、グリルでこんがり焼く。一見難しそうな焼き魚だが、意外と簡単にできる。
それぞれに施されたオリジナリティあふれる工夫
カルパッチョのたこは、そぎ切りで薄~くスライス。オリーブオイルベースのシンプルなドレッシングをかけ、下処理して冷凍した実山椒を散らせば、いいアクセントに。
冷しゃぶの豚肉をゆでる鍋には、臭みを消すため、白ネギの青い部分、ショウガを入れるのがポイント。ごまをフライパンでいって、ねりごまに油を加えた「芝麻醤」で使えば、香ばしさがたまらないごまだれがすぐできた。
ついに完成! 絶品料理に会話も弾む
みんなで協力し合って、見た目も鮮やかなメニューができあがり! テーブルを囲んで、作りたての料理をワイワイ食べるのも楽しいひとときだ。
北海道への居住も視野 「魚介類もおいしくて最高」
青谷さんは将来的に鍵谷の故郷・北海道での活動も視野に入れる。新鮮な食材の宝庫として知られる土地柄だけに「北海道で料理の仕事をしてもいいですし、魚介類もおいしくて最高だと思います」と声を弾ませる。