コンサドーレ
2024/07/09 16:00

《天皇杯山形戦前日》どんな形でもいいので、とにかく勝って、勝って、勝つしかない

 

■7月9日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

―本日MFフランシス・カン選手の加入が発表された。本人とどのような話をしていたのか
 ポルトガルリーグが3週間前に終わり、彼も昨日移動してくるまでは休んでいて、それほどトレーニングをしていなかったので、コンディションの確認を。

 あと向こうはシーズンオフで、そのオフ明けで来たという状況なので、次の10日間ぐらいはしっかりコンディションを上げるトレーニングをすること、中断期間に入ってからチームトレーニングに入る中で、練習試合を通して次のステップに進んでいこうと、そういう話をした。

―明日は天皇杯山形戦。山形の印象は
 山形は昨年のJ1昇格プレーオフを戦い、J1を具体的に目指せるという意味では、非常に質のあるチームであり、力のあるチームだと思っている。非常にしっかりとした戦術のコンセプトがあって、後ろからもしっかりつないでくる。はっきりとした狙いを持っているチームであり、カップ戦で戦う相手としては、非常に難しい相手だ。

―山形戦のあとには中2日で神戸とのリーグ戦も控えており、選手起用でも難しい部分がある
 選択肢はほぼ無いに等しいので、選択肢が少ない方が選ぶのは簡単だ。もちろん神戸戦は非常に大事なゲームであるから、そこも視野に入れながらカップ戦を戦っていかなければいけない。ただ今のチーム状況を考えると、(山形戦が)終わってみないと次を考えられない。毎日トレーニングはオープンであるから、皆さんもご覧の通りだ。

 (リーグ戦で)5試合得点が無い。どうしたら得点が取れるかという話があったが、鹿島戦も5回ぐらい相手のゴール前で決定機があったが、それが入らないのであれば、今の状況で得点を重ねるのは難しいだろう。あれが入らないのなら厳しい。

 はっきり言えることは、今うまく行っていないサイクルが、さらに良くない方向に向かっている。ミーティングでも言ったが、我々は病気としては重症で、ひどい病気にかかっている。ただ我々は、何が特効薬なのかはすぐ分かる。その薬は勝利、勝利、勝利、勝利。だからどんな形でもいいので、とにかく勝って、勝って、勝つしかないと。皆さんが分かるのであれば、私は全てもう言った。まあ誰が出たとしても、我々は勝たなければいけない。

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