【プレーバック・写真入り】パ・リーグ10回戦 日本ハム4-1西武(7月9日、ベルーナドーム)
清宮がお目覚め今季1号2ラン 田中正は復帰登板で12セーブ目
日本ハムは西武と敵地で対戦。延長十回を戦った末に4-1で勝利し、連敗を「4」で止めた。
先発の山崎福也投手(31)は6月28日ソフトバンク戦(エスコン)以来の登板。一回先頭の源田にいきなり中前打を浴びたが、それ以降は凡打の山を築き、二回からは無安打投球で3者凡退を続けた。五回は2死から野村大に外野へ運ばれて二塁打かに思われたが、その際に野村大が一塁ベースを踏んでおらず、アピールプレーで走塁死となった。
1-0で迎えた六回は西武先頭の古賀に安打が出て、送りバントで1死二塁。そこから相手打線は3巡目となり、1、2番の連続安打で同点に追いつかれてしまった。山崎は七回にも1死一、三塁のピンチを迎え、ここで降板。それでも代わった2番手の池田隆英投手(29)が気合の入った投球を見せ、後続を一邪飛、一ゴロに打ち取って見事に火消しに成功した。
打線は四回1死一、三塁で伏見寅威捕手(34)の三ゴロの間に先制。しかし、五回からは3者凡退が続き、九回までヒットがなかった。反対に西武打線も決定打がなく延長戦へ。
クライマックスは延長十回に待っていた。1死一、三塁から万波中正外野手(24)の遊ゴロの間に勝ち越しに成功すると、続く清宮幸太郎内野手(25)のバットがここに来てようやく目覚めた。カウント2-1からカーブを振り抜き、バックスクリーンに着弾する今季1号の値千金2ラン。日本ハムは一気に流れを引き寄せた。
その裏には田中正義投手(29)がマウンドへ。今月2日にNPB感染症特例で登録抹消となったが、順調に回復。この日に山崎と共に1軍登録されていた。先頭の野村大を二ゴロに打ち取ると、続く代打・栗山は見逃し三振。最後は松原をショートライナーに仕留め、見事3者凡退の締めくくりで今季12セーブ目を挙げた。
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