コンサドーレ
《天皇杯・山形戦後》どんな勝利であっても、どんな形であっても、今の我々にとってはプラス
■天皇杯3回戦 札幌6-3山形(7月10日、NDソフトスタジアム山形)
―試合を振り返って
両チーム合わせて9得点が入ったということで、見てる方にとっては面白いゲームだったのではないか。日本は比較的に守備的な見方をされる方が多いので、「何で3失点したのか、何で6失点したのか」ということにスポットが当たりがちだが、サッカーというゲームは得点という部分が見る者を魅了すると思う。もちろん勝ち負けはあるが、ただ両チーム合わせて9得点が入ったゲームというのは非常に素晴らしいものだったと思う。
本当に山形も素晴らしいプレーをしたと思うし、得点以外にもチャンスはあった。今日の我々はこれまでなかなかリーグ戦では出場機会がなかった若い選手が多く出場したが、今のJ1での我々の厳しいチーム状況の中で、自分たちがこうしたカップ戦でしっかりと戦えるということを示して、次につなげていくチームとして、ここからリーグでも上昇していくんだという姿勢をチーム全員で得られたんじゃないかと思う。
カップ戦はまずは勝ち上がることが大事だ。そういう中で自分たちの今日の目標を全員で達成できたことは良かった。
―リーグ戦では負けが続いている。今日の勝利をどう次につなげるか