■パ・リーグ１１回戦　日本ハム６－１西武（７月１０日、ベルーナドーム）

　日本ハムの金村尚真投手（２３）が１０日、ベルーナドームで行われた西武戦に先発し、７回５安打１失点で今季３勝目を挙げた。序盤に度重なるピンチを背負ったが、１１２球の熱投で最少失点に抑えた。試合後の一問一答は以下の通り。

西武２連戦は絶対に取ろうと話していた

―今季３勝目を挙げた
「今日は絶対に勝つつもりでいきましたし、昨日いい形で勝てたので、（前日９日に先発した山崎）福也さんとも、この西武２戦は絶対に取ろうと話をしていたので、しっかり取れてよかったです」

―ピッチングの内容を振り返って
「前回に引き続き、ものすごくいいピッチングというわけではない。それでも７回１失点にまとめられたというのは、すごく悪いなりにしっかりまとめられているな、自分自身も成長しているなと感じる。これで満足してしまったら終わりだと思うので、しっかり満足せずにもっといいピッチングを目指してやっていければ、と思います」

―一回に先制点を許したが二回以降は無失点に抑えた

「前回の西武戦に続き、初回に点を取られて悪い流れで初回を終わらせてしまったので、そこはすごく反省点。そこから打線の流れが僕のピッチングからは生まれなかったので、もっと気を引き締めて、僕からリズムをしっかり作っていくことを意識すればいいかなと思う」

―落ちる球が効果的だった印象
「最近それに頼りっぱなしだったので、もっと違う真っすぐだったり、違う変化球で打ち取るというのがなかなかないので、そこはあまりいいことではないと思う」

―もっとパターンを多彩にしたい
「そうですね。そこが悪くなってきたときにピッチング自体も悪くなると思うので、もうちょい考えてやろうと思います」

―ベンチ前で決勝の３ランを放ったマルティネスと会話をしていた
「言われたというか、グワチョが来た時にハグのジェスチャーしてきたので。言葉は何もないです（笑）」