高校野球
2024/07/11 16:10

【プレーバック】南北海道大会1回戦 立命館慶祥11-0苫小牧工(7月11日、札幌円山)

五回コールド発進で喜びに沸く立命館慶祥ナイン=撮影・西川薫
※五回コールドゲーム

 

立命館慶祥が打線爆発して先発全員安打 毎回17安打11得点

 立命館慶祥が苫小牧工業を五回コールドの11-0で完封勝利し、準々決勝に駒を進めた 。打線は一回から毎回の17安打を放ち、先発全員安打を記録。守っても先発の大西悠希投手(2年)が4回3安打無失点、五回は仁平ハルト投手(3年)、田畑悠樹投手(3年)の2投手で無失点に抑えた。

 打線が爆発したのは三回。打線が2巡目に入り、1死三塁から高橋勇翔三塁手(3年)が左犠飛を放って先制すると、そこから死球を挟んで6連打の猛攻を見せ、一挙5得点を奪った。

 四回も先頭・高橋の中堅への三塁打を皮切りに5安打で4点を追加。五回も先頭打者が四球で出塁すればきっちりと送りバントで得点圏へ進め、2長打で効率良く2点を挙げて2桁得点に到達した。

 守っても先発の大西が4回で3四球を出してしまったが、苫小牧工打線を散発3安打に抑えた。


立命館慶祥の滝本圭史監督(43)
「初回に3番、4番が打って、対策通りで行けるねということで、おそらく2巡目以降にみんな勇気を持って行けたんだと思います。はまりました」

■3安打1打点の4番・戸嶋陽斗二塁手(3年)
「支部予選は1安打で終わって、4番としても不甲斐ない成績だったので、全道から活躍しようと思って。毎朝、狩野くんと一緒に朝練をして、バッティングとか守備とか朝から晩までずっと考えてたので打てて良かった」

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