指揮官も納得の数字　２軍で打率.３５４の７本塁打

　日本ハムの新庄剛志監督（５２）が、１２日のソフトバンク戦から、野村佑希内野手（２４）を１軍昇格させると明言した。

　野村は６月１９日に出場選手登録を抹消されてから、２軍戦１４試合で４８打数１７安打の打率.３５４、７本塁打をマーク。再昇格へ向け、得意の打撃でアピールを続けていた。

　指揮官は「（１２日の）エスコンから上げます。（状態は）素晴らしいですよ。レフトフライのような打球が入ったりして、本塁打という結果を出している。呼ばないわけにはいかない」と上位浮上の起爆剤として期待した。

レギュラー争いはさらに激化

　現状の三塁手争いは、勝負強い打撃でチームをけん引する郡司がリード。前カードの西武戦で今季１号を放った清宮も、状態を上げている。

　新庄監督は「清宮くん（の調子）が上がってきて、郡司くんも活躍している。野村くんは代打の選手ではなく、１試合使って成績を残す（タイプ）。ちょっとピッチャーによって（オーダーを）考えます」。若武者たちの活躍を願い、最善手を導き出す。