コンサドーレ
2024/07/12 17:55

札幌が「コンサドーレパートナー企業プレゼンツ『絶対J1残留!大応援』招待企画」

6月23日の横浜M戦では札幌サポーターがスタンドをハート型に演出した=撮影・松本奈央

今季ホームゲーム対象に10万人規模で招待

 北海道コンサドーレ札幌は12日、オフィシャルトップパートナーの石屋製菓を中心としたクラブパートナー企業の協賛を受け、「絶対J1残留!大応援」招待企画を実施すると発表した。

 これはパートナー企業各社の「多くのファン・サポーターの皆様のお力をお借りしながら、これまで札幌ドームに足を運んでいただけていないお客様にもご来場いただき、スタジアムを赤黒で染めて、大声援でチーム・選手を後押ししたい」という思いから実施が決まった。今季残りのホームゲーム(ルヴァン杯含む)を対象に、クラブ史上最大となる10万人規模の招待を行う。詳細は今後発表される。


■パートナー企業を代表して石屋製菓の石水創代表取締役社長(42)
 「クラブが創設されてもうすぐ30年になりますが、クラブと私たちパートナー企業は苦しい時こそお互いを支え合い、歩んできました。コロナ禍で大変だった時、選手はフードロス問題に向き合い、食品企業の廃棄を少しでも減らそうと助けてくれました。また、もらう権利のある自分たちの給与を自主的に返納し、私たちを勇気づけてくれました。世界中にそんな選手がいるプロスポーツクラブを私は聞いたことがありません。クラブ創設から今までの歴史において、いっときはエレベータークラブと揶揄され、友人、知人から『何でコンサドーレを応援しているの?』『他にもお金使うところあるでしょ?』と何度も言われたことがあります。私がコンサドーレを応援する理由は、『北海道で一番最初にうまれたプロスポーツチームであり、おらがまちの誇りだからです』。リーグ戦残り16試合、私はJ1残留を諦める気なんてサラサラありません」

■招待企画を受けて札幌の三上大勝代表取締役GM(52)
 「リーグ最下位という現状から、J1残留を果たすため、選手の補強はもちろんですが、より多くの道民、市民、ファンやサポーターの皆様に札幌ドームに足を運んでいただき、スタジアムを圧倒的なホームの雰囲気にすることで、チームを後押ししてもらうことが大きな力になると考えておりました。このようなクラブの想いに対し、クラブのトップパートナーである石屋製菓株式会社様が中心となり、現状のクラブ状況を鑑みて、多くのお客様にスタジアムに足を運んでもらいチームを後押ししてもらいたい、そのために残りホームゲーム全試合を対象とした過去最大規模の招待企画を実施してくださることになりました。こうしたパートナー企業の皆様の熱い想いを受け、ファン・サポーターの皆さまの期待に応えるために、クラブとして、この招待企画で得る収益をリーグ後半戦に向けたチーム力強化・選手補強に投下し、J1残留を絶対に果たしたいと思っています。この招待企画への参加を含め、皆様の声援で、クラブ、チーム、選手への後押しをなにとぞよろしくお願いいたします」

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