選手の入れ替えが行われたため、ソフトバンク戦のメンバーで捕手専従の選手は伏見と田宮の２人になった。

　山田バッテリーコーチは試合前練習中、捕手登録のマルティネスと郡司を見かけると「（出番が）あるからね！　キャッチャー練習、よろしく頼むよ。プラクティス、オッケー？」と元気良く声をかけていた。

　反応はそれぞれで、マルティネスは「ミー、スーパーキャッチャー！」と自信満々。一方の郡司は「もちろん頑張ります。僕は『人生、捕手道』ですから」と、独特の言い回しで意気込みを口にした。

　〝郡司節〟全開のコメントを、すぐそばで聞いていた清宮は「人生、捕手道。そんな言葉を掲げていたんですか？　全然そんな感じがしない…」と苦笑いだ。

　三塁、一塁などポジションのかぶる郡司と清宮は、切磋琢磨しながらも互いを認め合い、いつだって仲が良い。ライバル同士の秀逸なやりとりを見て、しっかり笑わせてもらいました。