日本ハムの野村佑希内野手（２４）が１２日のソフトバンク戦で１軍昇格を果たした。野村は６月１９日に出場選手登録を抹消されてから、２軍戦１４試合で４８打数１７安打の打率.３５４、７本塁打をマークしていた。合流直後の意気込みを語った一問一答は、以下の通り。

ーファームで結果を残した。手応えは
「結果が出ていることはいいこと。ただ、結果よりも自分のバッティングをどうやったら良くできるかっていうところを、毎日いろいろ試しながら取り組んできた。またピッチャーが変わって、しっかりできるかが大事」

―技術的に変化を加えたこと
「技術的には、そんなに変えてないですね。どうやったら強い打球が打てるのか。ポイントやタイミングを、いろいろ試しながらやっている中での結果だと思う」

―本塁打も多く出ていた。要因は
「ゴロを打たないように意識してました」

―それは長打を欲して
「ゴロは何にもならないので。強い打球を打てるに越したことはない。いいスイングをしていたら打球は上がるので、いろいろ意識しながら」

―打球の角度をつけるために工夫したこと
「タイミングだったり、打つポイントですね」

―２軍でコミュニケーションを取る中で、気付きはあったか

「コーチに打撃を見てもらいながらやってましたし、いろいろ相談をして、いろんな人の意見を聞きながら、話し合いながらやらせてもらいました」

―１軍の試合は
「普通に見てましたね。もちろんチームのあれ（状況）もありますけど、２軍にいる以上、僕は意識しようがない。まずは自分の状態を良くしていくこと、どう技術を上げていくかを意識してました。あとは普通に、応援しながら見てました」

―ファームで意識していたこと
「２回目の抹消でしたし、早く戻れると思ってなかった。技術をどうやって上げられるか、少し長い目で見ようと思って、毎日いろいろ試しながら過ごしました」

―ファームに行く前に新庄監督と話は
「してないです」

―過去にはノルマも
「今回は何もなかったので、期間とかめどはなかったです」

―早く戻ってこられた感覚か
「いや、どちらでもないです。上がれないということは、自分がそういう立場やポジションを招いてしまったわけなので。受け入れて、技術を上げようという気持ちに目を向けてやろうと思っていた。早くも遅くもなくて、タイミングは気にしてなかったです」