高校野球
2024/07/12 19:35

【プレーバック】南北海道大会1回戦 札幌日大高13-1札幌龍谷(7月12日、札幌円山)

札幌日大高は札幌龍谷にコールド勝ちした=撮影・西川薫
※七回コールドゲーム

 

札幌日大高が13安打15得点でコールド勝ち

 札幌日大高が13-1で札幌龍谷を下した。一回に2点先制し、三回、五回に1点ずつ加えて試合を優位に進めた。六回はさらに打線爆発。打者11人の猛攻で一挙5得点し、完全に主導権を握った。七回は敵失も絡み、さらに4得点。コールドゲームで制し、準々決勝に駒を進めた。

 先発した背番号10の高坂大輔投手(2年)は5回投げて2安打1失点。2番手の島田柊聖投手(2年)、3番手の窪田洋祐投手(2年)は、ともに1回無失点で札幌龍谷につけいるスキを与えなかった。

 先発全員安打を記録した打線は、15安打で13得点。効率よく得点を重ねた。最後にマウンドに上がった窪田は4番・中堅で先発。一回に先制の適時三塁打を放つなど、3安打5打点をマークした。

 札幌龍谷は一回に2四球や捕逸、暴投などバッテリーミスで1点返したが、先発の高坂から、2安打放つのが精一杯だった。


エース左腕・小熊梓龍投手(3年)を温存し、2年生トリオの継投で勝利した、札幌日大高の森本琢朗監督(43)
「先発の高坂はあまり状態が良くなかったと思うんですけど、粘り強く投げてくれました。高橋がうまくリードしてくれた」

先発して5回自責0の高坂大輔投手(2年)は兄・颯汰さん(北海学園大1年)も同校出身の投手。
「兄は肘を痛めて最後の夏はベンチに入れなかった。兄の悔しさも背負って頑張りたい」

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