コンサドーレ
2024/07/12 21:10

札幌DF大﨑玲央が古巣対決で今度こそ連敗止める「全員で戦って勝ち点3取る」(予想スタメン付き)

練習参加した小野伸二O.N.O(右)と共に笑顔でボール回しを行うDF大﨑(中央)=撮影・工藤友揮

■7月12日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 北海道コンサドーレ札幌は13日のホーム神戸戦(札幌ドーム、午後2時キックオフ)に向けて午前練習を実施。チームミーティングの後、戦術練習やセットプレー練習などで最終調整した。前節のアウェー鹿島戦(0●2)で加入後初のスタメン出場を果たしたDF大﨑玲央(32)は、2試合連続の先発が有力。昨季まで約5年半在籍した古巣の前に立ちはだかって強力攻撃陣をシャットアウトし、今度こそ札幌を9試合ぶりの勝利に導く。

苦境なんの! 故障者が戻ってくる!

 リーグ戦8連敗、5試合連続無得点で現在最下位と、依然として苦しい状況が続く札幌。だが神戸戦では故障で離脱していた複数名の選手の復帰が予想され、10日に行われた天皇杯3回戦山形戦では大量6得点を挙げて勝利するなど、上昇ムードが漂っている。「普段出ていない選手たちが結果を残すことは、底上げという意味でも、チームの流れをつくるという意味でも重要なこと。すばらしい結果だと思うし、それに続いてリーグ戦を勝たなければいけないと思っている」と、大﨑も天皇杯での大勝を刺激に、勢いに乗って神戸戦に臨もうとしている。


 初先発となった鹿島戦では、卓越した足元の技術と統率力を発揮し、後半20分に途中交代するまで攻守両面で強い存在感を示した。プレーで意識していることを「攻撃では、ビルドアップのところで自分がボールをどれだけ多く触れるか。自分が触れなくても味方のためにスペースをつくれれば、おのずと相手のプレスをかいくぐれると思う」と説明する。神戸は積極的にプレスをかけてくることが予想されるが「もちろん時間帯によってはひっくり返す球というのも必要だけど、勇気を持って後ろからつなぐということをやっていかないと」と、臆することなくボールをつなぐことで、札幌のサッカーを貫く構えだ。

神戸のサッカースタイルは「臨機応変」

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