■パ・リーグ１１回戦　ソフトバンク５ー４日本ハム（７月１２日、エスコンフィールド北海道）

　日本ハムの万波中正外野手（２４）が１２日、エスコンフィールド北海道で行われたソフトバンク戦に「２番・右翼」で出場。１点ビハインドの六回無死二塁の好機で、一時逆転となる１０号２ランを放った。３年連続で２桁本塁打に到達した若き大砲は、念願のタイトル奪取を目指し、まい進する。試合後の一問一答は以下の通り。

―久しぶりの本塁打
「良かったと思います。打つタイミングも良かったし、なかなかヒットが出ない中でのホームラン。本当に一気に得点につながるなって、あらためて感じる一本だったので、良かったと思います」

―打席でバットを揺らす仕草をしている。どんな意識で取り組んでいる
「長打、ホームランをもっと打ちたいなと思い出して、それで。（打球に）角度をつけたいって感じです。体が横に振っていかないように。バットを下に動かすっていう意識はそんなにないです」

―３年連続２桁本塁打

「素直にうれしく思います。自分みたいなタイプは必ずクリアしていかないといけない数字かなと思う。今年はリーグ全体、プロ野球全体で見ても、本当にホームランが少ない。そういう中で２桁をこの時期に打つっていうのは、本当にうれしい」

―昨年、一昨年と比べてペースは遅い
「遅いなとは僕自身も思います。ただ、１４３試合が終わるまでは諦めず、ホームランを１本でも多く打てるようにっていう気持ちはありますね」

―山川と４本差
「タイトルも、まだまだ諦めるような本数じゃないと思う。１本でも近づけるようにしたい」