日本ハムの伊藤大海投手（２６）が１４日にエスコンフィールド北海道で行われるソフトバンク戦に先発する。６月２９日の前回対戦では、元チームメートの近藤に３ランを浴びるなど、今季ワーストの６回７失点で敗戦投手となった。雪辱を誓った試合前日の一問一答は以下の通り。

ー前回、前々回と納得いく結果ではなかった。修正点は
「やること自体は変わらないと思うので、いつも通り初回、先頭打者、１球目っていうところを（大事にしたい）。その質というか、ただストライクを取るのではなく、どういう意図でどういうふうに最終的に仕留めたいのか。プランを立てた上で、いい反省ができるような結果、内容で。良くも悪くも、そういう登板にできれば」

ー前々回もソフトバンク戦だった。イメージは
「どこからでもチャンスをつくれるのが、今のソフトバンクだと思う。チャンスをなるべく与えない、最少にする心がけが大事かな」

ー前回対戦時からメンバーは変わっている

「出てくる選手、出てくる選手が良いという印象。ギータさん（柳田）がいない中でも、しっかり仕事をする選手が出てくる。勝ってながらも泥臭さ、執念を感じるので、そこに負けないよう、こっちもしっかり良い状態で挑めたらなと思います」

ーオリックス戦のビッグイニングは初球を打たれた。ファーストストライクを重視するチーム方針の影響も
「ファーストストライクはすごく大事。ただ僕や加藤（貴）さん、福也さん、金村が求められているファーストストライクは、ストライクゾーンに限らずだと思う。ボール球を振らせることも、もちろんそうですし。キャンプまでやってたファーストライクはゾーンでっていう感じですけど、今は解釈をどんどん変えていかないと。そこにとらわれてはいない。そういうところも意識しながら、あしたは平行カウントをつくれるよう意識したい」

―近藤が１２日は３安打
「人間としては大好きだけど、コンさんに打たれると腹が立ちますね。人間としては大好きだけど、選手としては負けたくない」