高校野球
2024/07/13 19:45

【プレーバック】北北海道大会1回戦 旭川永嶺0-11旭川実業(7月13日、旭川スタルヒン)

安定感のある投球をみせた旭川実業の田中=撮影・熊谷洸太
​​​※五回コールドゲーム

 

旭川実業が地元勢対決制す

 旭川実業は11-0で旭川永嶺にコールド勝ちし、地元旭川勢対決を制した。一回の攻撃で1死から3連打で先制。死球を挟み2点二塁打、敵失も絡み、この回一挙5得点となった。二回も先頭打者が死球で出塁すると、盗塁と犠打、適時打に敵失が絡み2点追加した。四回は4長短打と犠打、故意四球などでさらに4点上積みし、大量11点リードとなった。

 投げてはプロ注目の田中稜真投手(3年)が五回1死まで投げて、2安打3三振1四球の無失点。2番手の藤原在投手(3年)は三ゴロと三振で2死奪って試合を締めくくった。6番打者の田中は打席でも勝利に貢献。一回の満塁走者一掃の二塁打をはじめ、二回にも安打、四回には敬遠され、3打席すべて出塁した。


■五回1失点の旭川実業・田中稜真投手(3年)
「簡単にアウト2つとれて、立ち上がりは悪くなかったが、これが夏、北大会だなと。チーム全体が(ケガした)相田のためにっていうなっていて、自分も普段から仲良く接しているので、正直ケガしたときは動揺があったが、甲子園に行ったら間に合うと聞いた途端にスイッチ入り、あいつのためにやってやろうという気持ちも自分は強く持っています。チーム全体が相田のためにやろうと。つながりができた。チームがまとまり始めた

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい