高校野球
【プレーバック】南北海道大会1回戦 函館大柏稜8-3浦河(7月13日、札幌円山)
兄弟校の函館大有斗とともにW進撃
函館大柏稜は8-3で浦河を退け、準々決勝に駒を進めた。兄弟校の函館大有斗も1回戦を突破しており、11年ぶりのW進撃となった。
函館大柏稜の先発は2年生エース菊池哲太投手。打線が2点先制した直後の一回裏、同点に追いつかれる2点本塁打を打たれたが、その後立ち直り、五回まで追加点を与えなかった。六回、先頭打者に三塁打を許し、続く適時打で失点したが8回5安打3失点と、安定した投球で試合をつくった。九回は横野友大投手(3年)が無失点で締めくくった。
打線も13安打と爆発した。2-2の四回、5連打を含む6安打で一挙5点追加し、主導権を握った。4番の水野翔斗捕手(3年)は二塁打を含む2安打3打点と、攻守でチームをけん引した。
■2021年4月の就任以来、南大会2度目の出場で初勝利した野村直毅監督(32)
「就任して浅いので、この子たちが柏稜の土台を作ったと言っても過言ではない。この子たちでまず1勝できたのは本当に嬉しい」
■一回に同点本塁打を浴びるも、それ以降は八回まで1失点に踏みとどまった2年生エースの菊池哲太投手
「0-0の気持ちで、もう一回やっていこう、という感じでした。明日も試合ですが、朝のキャッチボールからしっかり修正していきたい」