高校野球
2024/07/13 18:55

【プレーバック】南北海道大会 準々決勝 立命館慶祥11-4札幌国際情報(7月13日、札幌円山)

立命館慶祥のエース浅見投手が最後の打者を打ち取り、初の夏4強入りを果たした=撮影・西川薫

夏は初4強 エスコン一番乗り決めた

 立命館慶祥が夏は初めての4強入りを果たし、準決勝が行われる北広島市・エスコンフィールド北海道一番乗りを決めた。

 札幌国際情報の先発は、エースで4番・今村壮吾主将(3年)。立命館慶祥は、1番・横谷塁右翼手(2年)が左中間を破る二塁打で出塁すると、1死三塁から3番・高橋勇翔三塁手(3年)の右中間への二塁打で先制。さらに今村投手、2番手の藤原健伍投手(3年)から4つの四死球で2点を追加し主導権を握った。

 その裏、札幌国際情報は2死三塁から、5番・佐々木啓輔捕手(2年)の中前打で1点かえすと、三回にも2死二、三塁から佐々木の内野安打で1点差に追い上げた。

 立命館慶祥は、四回1死二、三塁から敵失が重なり2点追加。さらに五回にも、1死三塁で6番・佐藤仙一左翼手(2年)の適時打で6点目。六回にも長短3本の安打などで3得点。7点差の大量リードを奪った。

 コールド寸前、もう後がない札幌国際情報は1死一、三塁から8番・栄田大翔二塁手(3年)の適時打などで2点を返し、なおも二、三塁としたが、後続が断たれ反撃もここまで。8強唯一の公立校の快進撃が止まった。

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