高校野球
2024/07/13 20:50

【プレーバック】北北海道大会1回戦 北見柏陽12-1釧路江南(7月13日、旭川スタルヒン)

二回1死二、三塁、左翼席に3点本塁打を放つ北見柏陽・山口晴=撮影・星野雄飛
※六回コールドゲーム

 

7番・遊撃の山口が先制の3ラン

 北見柏陽が12-1で釧路江南にコールド勝ちし、準々決勝進出を決めた。エース左腕の山内悠生投手(3年)が6回2安打1失点と、一人で投げきった。打っても5番の中軸を担い、六回にダメ押しの2点二塁打を放つなど、4打数2安打3打点の活躍を見せた。

 一回は3者凡退に終わったが、二回になると、打線に火がついた。先頭から連打、犠打で走者をそれぞれ進塁させたところで、7番・遊撃の山口晴己内野手(3年)が先制の3点本塁打を左翼席に放り込み主導権を握る。2四球と内野安打で2死満塁となり、3番の今野颯捕手(3年)が走者一掃の二塁打を放ち、6-0とリードを広げた。今野は四回に2点二塁打、六回に押し出し四球を選び、3打数2安打6打点と大量得点の半分をたたき出した。

 釧路江南は四回に先頭打者が左翼越え二塁打で出塁し、四球と犠打で1死二、三塁となり、9番・遊撃の土井上哲平内野手(2年)の内野ゴロで1点かえしたが、反撃はここまでだった。


■16年ぶりの北北海道大会1勝を挙げた北見柏陽・鈴木快監督(38)
「私も(監督として)初めて全道の初勝利。選手の時も全道大会に出てますけど、全道大会で勝つことが、選手の時も指導者の時も経験がなかったので、とても今その喜びに浸っているとこです」

6回2安打1失点の146キロ左腕・山内悠生投手(3年)
「支部の決勝からみんなすごい打って点を取ってくれてたので、安心感という気持ちはあった。すごい気持ちは楽になりました。150キロは出したいです。いや、多分出ないなと思っている(笑)あんまり意識しないでいつも通りにしたい」

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