■パ・リーグ１２回戦　ソフトバンク２－３日本ハム（７月１３日、エスコンフィールド北海道）

　日本ハムの田中正義投手（２９）が１点リードの九回に登板した。四球と安打で無死一、二塁とピンチを背負ったが、伏見寅威捕手（３４）の好守もあり、無失点でしのいで今季1３セーブ目をマーク。１２日は同点本塁打を浴びていたが、すぐに雪辱を果たした。試合後の一問一答は以下の通り。

―試合後は涙も見えていた
「見間違いだと思います」

―きのう失点してのきょうの登板だった
「ああいうふうにチームがいい形で来ていて、今シーズンは試合を壊してしまうことがあったので、なんとかチームに勝ちを持っていけるように頑張りたいですね」

―最後は伏見がファウルチップをキャッチした

「本当にきょうは盗塁アウトもありましたし、最後のキャッチもそうですし、寅威さんをはじめ、周りに助けられてなんとか３つのアウトを取れたって感じです」

―登板してやられた時の切り替え方は
「マウンドに挑み続けるというか、チャレンジし続けることはやめないように」

―抑えはやはり特別なポジション
「マウンドに上がり続けることが大事なので、それに対する準備というか、けがしないようにいい状態でマウンドに上がれるようにすることが大事だと思います」