高校野球
2024/07/14 19:50

【プレーバック】南北海道大会準々決勝 函館大柏稜0-3北照(7月14日、札幌円山)

北照の高橋投手(左)は2連投の疲れも見せず、9回完封で4強進出に貢献した=撮影・西川薫

北照の先発・高橋が3安打無失点10K&1打点で完封勝利に貢献

 函館大柏稜は菊池哲太投手(2年)、北照は高橋幸佑投手(3年)が共に2試合連続の先発登板となった。

 0-0で迎えた四回、北照は3番・手代森琉輝中堅手(3年)が左越え二塁打で好機をつくると、1死三塁から5番・鈴木陸久遊撃手(3年)が中前へ先制の適時打。さらに2死二塁から7番・高橋が中越え二塁打で追加点を挙げ、主導権を握った。

 六回には4番・茶村望海一塁手(3年)が右越えソロ本塁打を放って1点を追加。守っては高橋が9回3安打無失点10奪三振の好投で完封勝利に貢献した。

 これで南大会は4強が出揃い、北照は20日にエスコンフィールド北海道で行われる準決勝で札幌日大高と対戦する。


■5年ぶりに4強入りした北照・上林弘樹監督(44)
「ピッチャーの高橋が頑張っているので打線が助けてあげられたらいいんですけど、相手の菊池くんが丁寧に投げていたので、なかなか点が取れないなと思っていた。けど、いいところで茶村がホームランを打ってくれた。あの一発が大きかった。2勝したのも久々なので、本当に嬉しいですし、一日でも長くこのチームで野球をやりたい」

■連投にも公式戦で初めて9回完投&完封した北照の148キロ左腕・高橋幸佑投手(3年)
「いつも通り自分らしい投球ができたと思います。疲れは特に感じることはなかった」

函館東リトルシニア出身で小中学校時代の複数の元チームメートと対戦した北照・手代森琉輝主将(3年)
「3年間で初めて戦いました。最後に頑張れって声を掛けられました。みんな応援してくれているので、函館で一緒にやっていた仲間の思いを背負ってエスコンフィールドで優勝したい」 

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