高校野球
【プレーバック】南北海道大会準々決勝 札幌大谷1ー11札幌日大(7月14日、札幌円山)
札幌日大高が相手ミス突き大量点
札幌日大高は準々決勝で札幌大谷と対戦し、11-1の五回コールドで勝利した。一回にいきなりビッグイニングを迎え、五回にも大量得点を奪った。
一回、敵失、犠打、中前打、四球で1死満塁とした札幌日大高は、菊地飛亜多一塁手(3年)の遊ゴロの間に三走の中尾颯三塁手(3年)が生還して先制。押し出し四球、敵失で2点を追加し、9番・帯川拳誓遊撃手(2年)には中越えの2点適時打が飛び出した。
五回はさらに相手のミスを突いた。3四死球などで1死満塁とすると、捕逸で1点を追加。さらにまたも帯川が、こんどは右翼への2点適時打。続く中尾にも2点打が飛び出し、2四死球を挟んで最後は4番・窪田洋祐中堅手(2年)がコールドを決める中前適時打を放った。
投げては小熊梓龍投手(3年)が5回3安打1失点。三回に連打を浴びて失点したが、札幌大谷打線を寄せ付けなかった。
■2年連続で4強入りした札幌日大高の森本琢朗監督(43)
「終盤勝負だと思ってましたので、小熊が2、3点に抑えてくれればいいなと思ってました。その中で4点から5点をなんとか取って終盤勝ち切るという想定はしてたけど(一回に)5点をもらえたので、余裕を持ってやれた」
■昨夏のエスコン準決勝では「2番・左翼」で先発した札幌日大高の菊地飛亜多主将(3年)
「ワクワクしている選手も多いと思うけど、去年のエスコンを経験した選手がチームを引っ張っていければいい。ワクワクがガチガチにならないように、リラックスさせるのが(自分の)役割」