【一問一答】レイエスが決勝弾! アーチ量産へ「野球選手はバッターボックスに立つことで、慣れてくる」
■パ・リーグ13回戦 ソフトバンク1-3日本ハム(7月14日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムのフランミル・レイエス外野手(29)が14日、ソフトバンク戦に「4番・DH」で出場し、同点の六回に決勝ソロを放った。不振のマルティネスに代わり主軸を務める大砲は、勝負の夏場にアーチ量産を宣言した。ヒーローインタビューと試合後の一問一答は以下の通り。
【ヒーローインタビュー】
ー六回に勝ち越しホームラン
「ウス。エーットネー。まず始めにファンの皆さんの前でホームランを打てたことを誇りに思います。ありがとうございます。ファンの皆さん勝利に値する応援を、毎日してくれて本当にありがとうございます」
ー感触は
「サイコウデス! 最高の一言しかありません」
ー2戦連発。状態が上がってきたか
「オフコース」
ーあと何本ホームラン打てる
「ワカラナイ。メイビー。タブン、ニジュウ」
ーカード勝ち越し
「ファン、ホントウニ、アリガトウゴザイマシタ」
【試合後】
ーここからホームラン20本
「50って言いたかったけど、現実的に考えて20にしておきました(笑)。実現不可能ではないと思っている」
ーヒーローインタビューの日本語が上手かった
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「センキュー、リョウヘイ、ホソカワ。細川選手が日本語をいっぱい教えてくれたので、そのおかげです」
ー日本の投手に慣れてきたか
「そうですね。今は良い感覚でバッターボックスに入れている」
ー好調の要因は
「コンスタントに試合に出ること。野球選手はバッターボックスに立つことで、いろいろ慣れてくる。それが要因かなと思います。野球だけでなく、人生は何事も1回失敗して終わるのではなく、何度も繰り返しトライすることで改善する。僕の今の状態は、そういう感じです。試合に出て学びがあって、改善がある」
ー4番起用は
「こだわりはない。コントロールできることでもないので、与えられた仕事をやるだけです。ただ、自分にとって3、4、5番は良い打順で良い場面で回ってくるので、感情の状態も変わってくる。その辺を打ちたいなとは思っているけど、そこはコントロールできないので」
ーモイネロとの対戦は
「毎回、昔の対戦の実績は確認している。きょうのモイネロ選手の状態も見ながら徐々に調整した。グラウンドボールをスイングしてしまっていたので、しないよう自分に言い聞かせて3打席目に向かいました。良いスライダーが来て、それを打つことができた」
ー試合前はフリー打撃を行わなかった
「きょう姿は見えなかったと思うけど、練習をしてないわけではない。自分の準備をしたくて許可をもらっていた。ケージの中でティー打撃もしたし、マシン打撃もした。交代浴やストレッチも入念にやっていた。今日に関しては自分のやり方で試合に臨みました」
ールーフオープンデー。良い天気の中でプレーした
「最高の気分で野球ができました。もちろん天気も良かったけど、毎回ファンの方が温かく迎えてくれる。個人的にはシカゴカブスと似たような温かさがあると感じている。エスコンフィールドは世界一と言われるレンジャースのスタジアムに匹敵するし、それを超えるような野球をやるのに最高の環境。それに感謝しているし、うれしい気持ちです。アメリカでのキャリアもあるけど、このエスコンフィールドは特別だし、毎回試合ができることを幸せに思う」
ーアメリカ時代は本塁打の半数が7、8月。夏が好きか
「夏は好きだけど、理由は僕にも分からない。シーズンのこの段階になると、しっかり相手の投手を一巡見て、情報が入った状態で打席に入れる。それでこの時期に打てているのかな。例えばメルセデス選手は同じ出身国だけど、1回も対戦したことがない。シーズンで1回当たれば、データが分かるので、良くなる傾向にあると思う」