高校野球
【プレーバック】北北海道大会1回戦 滝川0-3遠軽(7月14日、旭川スタルヒン)
遠軽の宮沢が8四球も粘って完封 4番・小森が全3点に絡む活躍
遠軽が滝川と1回戦で対戦し、3-0で完封勝利した。遠軽は先発の宮沢李佑投手(3年)が9回3安打無失点7奪三振。140球を投げる粘投で、8四球と制球に苦しみながらも九回までスコアボードに「0」を並べた。
打線は、一回2死三塁で4番・小森結斗捕手(3年)の三塁への適時内野安打で先制点を奪うと、三回にも小森の遊ゴロの間に追加点。五回には2死から小森の右中間への三塁打をきっかけに坂地虎太郎中堅手(3年)が左翼へ適時打を放って3点目。小森は3点全てに絡む活躍でチームの勝利に貢献した。
滝川は8四球や敵失に絡めながら九回まで6度、得点圏に走者を進めたが、あと一本が出なかった。
■10年ぶりの北大会1勝を挙げた遠軽・阿波克典監督(47)
「勝ててなかったので着々と歴史、新たな一歩踏み始められた。宮沢は調子はよくなかった。3年生の意地を見せてくれた。最後まで彼でいこうと六回ぐらいから思っていた」