ファイターズ
2024/07/14 20:00

杉浦3人ピシャリ 連投中の田中正に代わってクローザー 2日前のリベンジ成功

今季3セーブ目を挙げた杉浦(左)=撮影・村本典之

■パ・リーグ13回戦 ソフトバンク1-3日本ハム(7月14日、エスコンフィールド北海道)

 日本ハムの杉浦稔大投手(32)が14日、エスコンフィールド北海道で行われたソフトバンク戦の九回に救援し、5月24日の楽天戦(楽天モバイルパーク)以来となる今季3セーブ目を挙げた。6連戦のまっただ中で、連投していた田中正義投手(29)の負担を考慮し、抑えを任された。12日の同カードでは同点打を許しており、リベンジに成功した。

「変に気負いすぎず」感情をコントロール

 自然とスイッチが入った。首位独走中のソフトバンクを相手にカード勝ち越しが懸かっていた。託されたバトンは重くても、不安はなかった。「変に気負いすぎず、入れ込みすぎず、抜きすぎず、という気持ちでマウンドへ向かいました」と感情をコントロールしながら腕を振った。

山川、近藤、中村晃を12球で料理

 4番の山川をフォークで三飛に仕留めると、厄介な近藤は力勝負で中飛。最後は中村晃を二ゴロに打ち取った。全12球のうち、直球は8球で、全て150キロ超え。「クリーンアップでしたけど(味方打線が)2点差にしてくれたので、しっかり打者と勝負できた。自分から崩れず、カウントが不利にならないよう気を付けて投げました」。2021年に28セーブを記録した元クローザーは迫力十分の内容で、締めくくった。

2日前に同点打浴び「やられっぱなしは嫌」

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