ファイターズ
2024/07/14 20:10

180キロ弾&レーザービームの万波中正 大事にしている元チームメートのルーティンは

七回2死二塁、ソフトバンク・甲斐の打球を捕り、本塁に好返球する万波=撮影・小田岳史

■パ・リーグ13回戦 ソフトバンク1-3日本ハム(7月14日、エスコンフィールド北海道)

 これぞ万波、180キロ弾&レーザービーム! 日本ハムの万波中正外野手(24)が「2番・右翼」で先発し、四回に同点本塁打を放つなど、2カード連続勝ち越しに貢献した。守っても、七回2死二塁からの右前打で、二走のソフトバンク・周東佑京外野手(28)を本塁で刺し、補殺を記録。「最高のプレーができた」という2つのビッグプレーで、首位ソフトバンクを沈めた。

「完璧」間違いなく今季一番

 北広島の青空に、高い放物線を描いた。0-1で迎えた四回だった。先頭の万波はカウント3-1から、ソフトバンクの先発・モイネロの150キロ直球を一閃。完璧に捉えた打球が左翼方向に舞い上がると、歓声は自然と大きくなった。打球速度180キロを記録した2試合ぶりの今季11号ソロに「完璧です。今季一番? 間違いなくそうだと思います」と胸を張った。

四回、先頭の万波が同点の11号ソロを放つ=撮影・村本典之

 

強肩発動「あれ以外ならセーフ」自画自賛

 得意の肩でも魅せた。1点リードの七回2死二塁。ソフトバンク・甲斐の放った打球が右翼で弾み、周東は迷わずに本塁を狙ってくると、レーザービームが発動した。強烈なストライク返球で周東を補殺。勝負に出ていたソフトバンクの勢いを削ぎ、勝利の道筋がくっきりと見えた瞬間だった。「送球の強さも、投げる場所も、あれ以外だったらセーフかなと思う。もちろん(伏見)寅威さんのタッチとか捕球も含めてなんですけど、本当いいプレーでした」

1年目のオフに聞いてから継続

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