高校野球
2024/07/15 15:30

【プレーバック】北北海道大会1回戦 帯広大谷11-1旭川東(7月15日、旭川スタルヒン)

2年ぶりの北大会で初戦を突破した帯広大谷=撮影・西川薫
※七回コールドゲーム

 

 帯広大谷は七回に一挙6得点

 帯広大谷が旭川東と1回戦で対戦し、11-1の七回コールドで 勝利した。帯広大谷は一回2死から四球で走者を出すと、すかさず盗塁を決め、その直後に4番・荒木拓翔中堅手(3年)が先制の左中間適時二塁打。続く5番の渡辺祥太投手(3年)も中前適時打を放った。

 五回は内野安打2本を含む長短4安打でしぶとく3点を追加し、七回には1死から3連打、犠打と四球を挟んで再び3連打と、一挙6点を奪って10点差とした。

 投げては先発の渡辺祥太(3年)が3回無失点、2番手・泉映甫(2年)が2回無失点、そしてエースナンバーを背負う3番手・市村凪(3年)が2回1失点と、旭川東打線をわずか4安打に抑えた。

 旭川東は3者凡退となった三回以外は全て得点圏に走者を進めたが、チャンスで得点を奪えなかったことが響いた。


■この夏初スタメンに抜擢し、3安打1打点と活躍した宮浦比呂一塁手(3年)について帯広大谷・網野元監督(52)
「自主練習を頑張っていた。なんとか使いたいと思ってて、こっちに来てからもバッティングの調子が良かったんで。しっかり結果を出してくれて良かった」

■昨秋は背番号3も今春は出番がなかった宮浦比呂一塁手(3年)
「春は悔しくて、このままじゃベンチだと思って頑張った。フォームを変えたり、打てる打者に聞いたりした。(2020年甲子園交流大会に白樺の二塁手として出場した兄・柚基さんは)選抜が中止になって満足できなかったと思うんで、自分が甲子園に行って満足した試合をしたい。甲子園に連れて行きたい」

五回1死三塁、右翼へ適時三塁打を放つ帯広大谷・宮浦(中央)=撮影・星野雄飛

 

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