日本ハムの山崎福也投手（３１）が１６日、エスコンフィールド北海道で行われる楽天戦に先発する。５月３０日の阪神戦（甲子園）で６勝目を挙げてから、およそ１カ月半、白星から遠ざかっている。ローテーションの核を担う左腕は、内容と結果を追求し、前半戦ラストのマウンドに上がる。

―６月、７月は白星に恵まれていない。どんな心境か
「勝ちたいです。調子自体もいい感じなので、あとはバッター陣に打ってもらうことを信じて、自分もしっかりと抑えることを考えてやっていきます」

―１４日のソフトバンク戦では伊藤が粘りの投球。刺激を受けるか
「そうですね。僕自身も頑張らないといけないなと思います」

―球宴前、最後の登板になる。いい形で締めたい
「いい投球内容で終われるのが第一。勝ち負けは運の部分もあるので、勝ったらいいですけど、まずは自分のピッチングをしっかりする、ということを頭に入れてやります」

―前回登板のベルーナドームと比較して、投げやすい環境
「気温はすごくいい感じですし、ホームなので投げやすいです」

―楽天戦は今季４度目の先発。打線の印象は
「勢いもありますし、結構、初球から振ってくるので、１球目の入りだったり、先頭バッターに注意しながらやっていきます」

―警戒したい打者は

「小郷選手だったり、浅村さんもそうですけど、やっぱり一発のあるバッターを注意したいです」

―状態がいいと感じる時、バロメーターがあるのか
「キャッチボールした感覚がいいですし、そういうところですね」

―６月末に一度、登板間隔を空けた。プラスに働いているか
「そこが良かったですね」

―チームの順位は気になるか
「まだ７月で、シーズン前半戦が終わるくらいなので、これからが大事になってくる。勝つに越したことはないですけど、チーム自体も内容重視でやっていけば、自然と勝っていけるものなのかなと思うので、みんなやるべきことをしっかりとやっていけば、大丈夫かなという感じはします」

―オリックス時代は猛暑の大阪で夏を過ごしていた。北海道だとコンディションを整えやすいか
「でも、意外と暑くないですか（笑）。もっと涼しいイメージがあったんですけど、きのうもきょうも結構、暑かったので。関東、関西よりはマシな気はしますけど。最近、こっち（北海道）にいることが多いので、あっちに行く時が不安です」