ファイターズ
2024/07/15 23:40

野村佑希 1カ月半ぶりの適時打「1軍のピッチャーのスピード感にもっとアジャストできれば」

二回2死三塁、野村が適時打を放つ=撮影・松本奈央

■パ・リーグ11回戦 楽天16-3日本ハム(7月15日、エスコンフィールド北海道)

見せた勝負強さ! 二回2死三塁のチャンスでタイムリー

 久しぶりの適時打だった―。日本ハムの野村佑希内野手(24)が「8番・一塁」で先発出場。二回2死三塁の場面では左前に適時打を放ち、6月2日のDeNA戦(エスコン)以来となる打点をマークした。

 チームは再び借金生活に突入したが、浮上していくためには野村の打力は不可欠。1軍再昇格後、長打はまだ1本のみ。前半戦の残り5試合で、巻き返しへの勢いを加速させる。

二回2死三塁、野村(右)が適時打を放ち、ガッツポーズを見せる=撮影・小川泰弘

 

追い込まれながらもスライダーを捉えた

 ルーフオープンされたエスコンに、快音を響かせた。4点を先制された直後の二回。2死三塁で打席に入った野村はカウント1-2から、楽天・滝中のスライダーを左前にはじき返した。2点差に詰め寄る一打に球場も大きく沸いた。初球、2球目は同じようなスライダーを空振りしていたが、追い込まれた後は同じ轍(てつ)を踏まなかった。

高い順応力を披露 「割と落ち着いていけた」

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