【一問一答】万波中正が2戦連発12号 量産モード突入「どの打席でも狙っています」
■パ・リーグ11回戦 楽天16ー3日本ハム(7月15日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの万波中正外野手(24)が「2番・右翼」で先発し、六回に2試合連発となる右越え12号ソロを放った。チームは大敗を喫したが、若き主砲がここ4試合で3本塁打と調子を上げている。試合後の一問一答は以下の通り。
―2試合連発
「良かったと思いますね。高めの球でしたけど、うまく打てましたし、逆方向にもしっかり距離が出たホームランなので良かったです」
―イメージ通りのスイングができているか
「もうちょっとな感じがありますし、うまいスイングを出せたり、出せなかったりという感じなので、まだまだですけど、何て言うんですかね…。角度がついた打球とか、ハードヒットとか、増えているので、そこは間違いなく良くなっていると言えるところ。あとはホームランになったスイングをどれだけ多く出せるか。もっと球速帯が上がってきた時に、どういうリアクションになるか。そのへんを詰めて、アプローチだったり、見極めだったり、精度も。初期投資だと思って今は気にしていないですけど、おいおいはそういうところも伴っていければ」
―点差の開いた場面での一発だった
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「どの打席でも狙っています。今は。ホームランをもっともっと打ちたいと思って、ちょっとバッティングフォームを変えようと思って取り組み出したので、常にどの打席でもホームランを目指してやっています」
―それがソフトバンク戦でもハマったのか
「スチュワート投手から打って。あの日もホームランを打ったけど、4三振。めちゃくちゃ三振しましたし、それこそ、授業料を払っている感じかなと。それでも常に挑戦して、きょうのホームランにもつながったかなと思います。あとはモイネロ投手からのホームラン。あの試合、モーレ(レイエス)のホームランも含めて、間違いなくホームランで勝ったと言える試合だと思う。4打席に1本、シングルヒットやツーベースで1点が確実に入るわけではない。ホームランは絶対に1点は入りますし、あらためてチームの中でそこを目指さないといけないなと思いました」
―点差が離れた中で集中するのは難しい
「めちゃめちゃ難しいですね。ただ、いい練習だと思っていきました。より思い切って試せる展開にもなってきたし、ピッチャーもどんどんストライク投げて、四球よりも打ってくれ、という感じの雰囲気だったので。真っすぐ系が来る確率が高いなと思いましたし、前の2打席も真っすぐ系で来ていたので。特に試合の中でのリアクションが大事で、練習では絶対できないこと。そういうふうに思って切り替えていました。それで結果的に点が入ったらチームとしてもいいことですし、なんとか気を取り直していきました」