【一問一答】完全移籍したFW白井陽斗がJ1でのプレーにも自信「持ち味はスピードと得点力」
■7月16日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌への完全移籍加入が16日に発表されたFW白井陽斗(24)が同日にチーム合流し、練習後に報道陣の取材に応じた。一問一答は以下の通り。
―札幌での初日の練習を終えたが、チームの雰囲気はどうだったか
「このクラブの今の順位をしっかり把握しながら初めて参加させてもらいましたけど、全然思ったより雰囲気も明るくて、みんな仲良いなって感じでした」
―苦しい状況で起爆剤として期待されていると思うが意気込みは
「求められているのは今のチームの変化、得点だと思う。自分の持ち味はスピードであったり、得点力というところなので、まずは1点をすぐに取れるように頑張りたいです」
―既に(2021年にG大阪で)J1デビューは果たしている
「今シーズンの前半戦を琉球でプレーさせてもらって、そこで今までにないぐらいサッカーの楽しさを感じて、得点という結果もついてきた。J3だからできたと言われるのではなくて、J1でもできてこそだと思うので、自分の特長を生かして得点に絡めたらなと思います」
―札幌でのポジションのイメージは
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「ゴールに向かえるポジションならどこでもスピードを生かせると思うし、それも攻撃だけではなく守備にも生かせると思うので、ゴールに向かえるポジションならどこでもという感じです」
―親交のある選手もいるかと思うが、誰とコミュニケーションをとったか
「(G大阪でのチームメート)髙尾瑠くんですかね。クラブハウスで目が合ったときに安心しました」
―どういうプレーをサポーターに見せたいか
「もちろん、まずは自分自身の結果を。それがチームの結果につながってくると思いますし、前線の選手が決めればチームが勢いづくと思うので、後押しをよろしくお願いします」
―最近の札幌の試合は映像などで見たか。どういうイメージを受けたか
「神戸戦は見ていました。自分がここに入ってとイメージしながら見させてもらいました。十分できるんじゃないかなというのは思います」
―具体的にこうしたいというのは
「今まで通り、J1だからといって自分のプレーを変える必要も無いと思いますし、今まで通り裏抜けを意識していれば自然とボールが出てくるので、前に走る。それが無駄走りでも、チームのためになれば裏に抜けます」
―日本最南端から最北端のJクラブへ移籍となったが、北海道の気候はどうか
「最高でした。日差しの中では沖縄では取材を受けられないので。暑すぎて暑すぎて、日陰でも暑いので。サッカーはやりやすいし、環境も本当にすばらしいので、超いいですね」
―今まで試合やプライベートで北海道に来たことは
「初めてです。人生で初めて来ました」
―札幌から獲得オファーを受けたのはいつ頃か
「1週間前ぐらいですね」
―話が来たときはどう感じたか
「素直にうれしかったです。J1を目指してやっていましたし、この夏は(移籍の話が)ないと思っていたので、素直にうれしかったです」
―では話が来たときにはすぐに決断できたのか
「正直、いろいろと悩みはありました。琉球でJ3の得点王を目指していた中で、成し遂げなければならないこともありましたけど、それでも自分の夢を優先しました」
―先ほど髙尾選手の話をしていたが、他に面識のある選手は
「小林祐希くんは一度、G大阪時代にゴルフを一緒にさせていただいて。朝、『一緒にゴルフに行きました』と言ったら、覚えていてくれました」
―趣味はゴルフ?
「はい。(北海道もゴルフ場が多いので)楽しみです」
―今年ブレークした何かきっかけはあったのか
「年齢を重ねていくにつれて去年、琉球に加入して1年でJ2に戻るって意気込んでやっていたんですけど、2年連続でJ3で。個人的にも危機感であったり、このままではいけないという覚悟で変わったんじゃないかなと思います」
―足りなかった部分、課題だった面というのは
「チームに頼ったり、誰かがやってくれるだろうではなくて、今年琉球でスタートして、自分がやらないと誰も助けてくれないと本当に思ったので、それでここまで成長できたかなと思います」
―次節浦和戦でのデビューを目指すか
「もちろん、個人的には今週末を目指していますし、いつでも行ける準備はできているので大丈夫です。先週まで(琉球で)やっていたので」
―背番号を71にしたが何か理由は
「(琉球で)7番を付けてから良いイメージがあったので、『7』という数字を。あとサインをするときにどうしても癖で『7』って書いちゃうので(笑)。間違えたら横に『1』って書けばいいかなって(笑)」
―自身の性格を客観的に見て
「初めは人見知りです。人前とかで話すのも苦手ですし。ただ慣れてきたらおしゃべりです(笑)。お調子者です(笑)。ゴリゴリの大阪人なので(笑)」
―どう呼ばれたいか
「ハルトだったり、プレー中はハルが多いです」