ファイターズ
2024/07/17 00:25

田宮裕涼 劇的サヨナラ打 悩める女房役に担当コーチがかけた言葉とは

延長十回2死二塁、サヨナラ打を放ち、喜ぶ田宮(右)=撮影・小川泰弘

■パ・リーグ12回戦 楽天4ー5日本ハム(7月16日、エスコンフィールド北海道)

やっとトンネルを抜けた! 11打席ぶりのヒット&殊勲打

 日本ハムの田宮裕涼捕手(24)が16日、楽天戦(エスコンフィールド北海道)に七回から代走で途中出場。九回には11打席ぶりの安打をマークし、延長十回には劇的なサヨナラとなる中越え適時二塁打を放った。

輝いたゆあスマイル チームメートから手荒い祝福

 悩める日々を送ってきた若き女房役にとって、復調のきっかけをつかむ一打になりそうだ。4ー4の延長十回2死二塁で回ってきたこの日の第2打席。相手守護神・則本が投じた2球目を中堅方向にはじき返した。

 「打った瞬間の感触は良かったので、抜けてくれるかなと思って走っていたんですけど、捕られそうな追い方をしているのでやばいなと思って走っていました」。中堅手・辰己の頭上を越え、二走の奈良間が生還。チームメートから手荒い祝福を受け、くしゃくしゃな笑顔を浮かべた。

延長十回2死二塁、田宮(中央)がサヨナラ打を放ち、チームメートから祝福を受ける

 

どん底に陥った打撃状態 「スイングを崩していました」

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい