コンサドーレ
2024/07/17 20:45

完全合流のGK児玉潤が〝因縁の相手〟の札幌入りを歓迎「一緒にやれるのはすごくうれしい」

全体練習に完全合流したGK児玉(右)=撮影・工藤友揮

■7月17日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 左足首の捻挫で別メニュー調整を行っていた北海道コンサドーレ札幌GK児玉潤(26)が、16日のトレーニングから全体練習に完全合流。〝因縁〟深い新戦力と共に、チーム浮上に向けて己の持てる力を注ぐ。

鹿島戦前日の練習で左足を負傷

 前々節のアウェー鹿島戦(6日、0●2)を翌日に控えた今月5日のトレーニング中、同戦の遠征メンバー入りが確実だった児玉をアクシデントが襲った。「練習中に滑って、左足をひねってしまって」。その時点で練習を打ち切り、遠征も回避することとなった。

 鹿島戦の直後には、札幌加入後2度目の公式戦先発出場が有力視されていた天皇杯3回戦山形戦(10日、6〇3)が控えていただけに「(悔しい気持ちが)すごくあった。タイミングが悪かった」と、ポジションの入れ替わりが多くないGKにとって、貴重な実戦経験の場に立てなかったことへの悔しさを口にする。

予想以上の早期復帰 関係者に感謝

 だがその一方で、「自分の中では(復帰まで)結構長くかかると思っていた。同じケガでも4カ月ぐらいかかる人もいるので、チームのドクターやトレーナーには感謝しています」と、長期離脱を回避し、約10日間で戻ってくることができたことは、不幸中の幸いと前向きに捉える。「もう起こったことは仕方ないので。(天皇杯で)勝ち進んでもらったので、次に自分が出たときに、結果につなげたい」と、気持ちを切り替え次なる戦いを見据える。

右足ダイレクトボレーお見舞いされ…

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