ファイターズ
2024/08/26 17:00

【青春の1ページ】~F戦士が高校時代を振り返る~ 矢沢宏太投手兼外野手

神奈川・藤嶺藤沢高時代の矢沢=本人提供

プロ2年目のドラ1二刀流戦士が登場

 どんなプロスポーツ選手にも、色あせることのない〝青春の思い出〟がある。道新スポーツデジタルでは、アスリートの高校時代にスポットを当て、「青春の1ページ」と題して連載する。第6回は、神奈川・藤嶺藤沢高出身の日本ハム・矢沢宏太投手兼外野手(24)。身体能力抜群の二刀流が部活後に毎日、通っていた場所とは―。プロ入りを目指し、家の玄関で寝たこともあるというほど過酷な日々を過ごした3年間を、じっくり振り返ってもらった。

ホームルーム欠席がルーティン!?

―高校時代の朝のルーティンは
「実家暮らしだったので、朝は6時50分ぐらいに起きていました。シャワーを浴びて、朝ご飯はお母さんか、おばあちゃんが作ってくれていました。魚が多かったですね。ベーコンが好きでした。7時30分台の電車に乗って、3、40分ぐらいで学校に着くんですけど、遅刻にならないギリギリでしたね。8時25分ぐらいから、ホームルームが始まる。正式に遅刻になるのは35分を過ぎたらなんですけど、担任の先生が野球部の部長で、ホームルームが始まるまでに来いと。でも、いつもホームルームには間に合っていなかったです(笑)」

―朝練などは
「寮がなくて、みんな家からの通いなので、朝練はなかったです」

とにかく食べる! 大人気だった「本日の定食」

―学校生活の流れは
「まず、1時間目が終わって、2時間目が始まるまでの間に、昼ご飯の食券を買うんです。『本日の定食』が数量限定なので、1時間目が終わったら食堂まで走って買いに行っていました。でも、おなかは昼まで待てないので、2時間目の後の休み時間に、ホットサービスというものがあって、唐揚げ、たこ焼き、フライドポテトとかを買って食べていました。3時間目の後に長めの休みがあるので、そこで食堂で食券を使って『本日の定食』を食べて、4時間目の後の昼休みには、友だちとサッカーをしていました(笑)。5時間目が始まるギリギリで教室に帰って、汗だくで授業を受ける。男子校なので、汗臭かったですね。6時間目はあったりなかったり。その後は部活なんですけど、僕は弁当も持ってきていて、部活中に食べていまいした。休憩中とかに、補食のような感じで。練習は(午後)4時前ぐらいから、長くて7時ぐらいまで。バッティングも、5球1セットを何回か打って終わり。あとはランニングかウエートをどっちかやって終わり。片付けをして、帰れるのが8時ぐらい。駅までにコンビニがあって、本当は寄っちゃいけないんですけど、ちょっと小腹を満たすものを買って食べていました。帰りの電車、3,40分は爆睡です」

玄関を開けたら布団!?

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい