コンサドーレ
2024/07/18 20:50

DF岡村大八 10試合ぶり勝利で札幌の上昇ムードをさらに加速させる!

チームメートに向けてガッツポーズを見せるDF岡村(左)=撮影・工藤友揮

■7月18日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

巻き返しを図るチームに追い風 新戦力合流に主力復帰

 北海道コンサドーレ札幌は20日のアウェー浦和戦(埼玉)に向けて、チームミーティングを行った後、ボール回しや少人数でのミニゲームなどで調整した。

 16日に札幌への完全移籍が発表された韓国人DFパクミンギュ(28)が、この日からトレーニングに合流。6月12日の天皇杯2回戦・栃木シティ戦(3〇1)で左ハムストリングの肉離れを起こし、戦列を離れていたFW金健熙(キム・ゴンヒ、29)が全体練習に部分合流した。

リーグ中断前のラストゲーム 守備の要が気合十分

 リーグ戦中断前最後の一戦となる浦和戦。多くの新戦力が本格的にチームに融合する中断明けの戦いに向けて勢いを付けるべく、札幌の守備の要DF岡村大八(27)が必勝を期して敵地への戦いへと挑む。

FW大森(左)と1対1を行うDF岡村

 

苦境脱出へ戦力が整いつつある札幌

 札幌の上昇ムードが日に日に高まってきている。この日から合流したパクミンギュを含めると、現時点でトップチームの選手数は35人。そのうち、練習の冒頭に行われたボール回しには部分合流者も含めて31人の選手が参加するなど、チームは選手のやりくりに四苦八苦していた苦しい時期をようやく脱しつつある。

 岡村は「新加入も増えましたし、けが人も続々と戻ってきているので、やっと(試合の)メンバーに悩むことができる。これがうちの本来の選手層なので、この中で全員が競争し合って、監督がベストの11人を選んで、チームとして勝利に導けるようにしていきたいです」と意気揚々だ。

強力ライバル多数 チーム内競争を歓迎 

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