■７月１９日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

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―新加入選手が合流し、ケガをしていた選手も続々と復帰したがチームの雰囲気は
　我々は常にどんな状況でも良い雰囲気でトレーニングしようということを心掛けてきたし、勝つも負けるもチームだということで、チームワークというものを大事にしていこうという中で我々は活動している。その雰囲気の良さというのは、我々が常に意識しているところだ。

　ケガ人が戻ってきて、浅野と青木が前節試合に出ている状況で、今週は（宮澤）裕樹と（近藤）友喜が戻ってきた。本来であれば試合に絡んでいる選手が戻ってきたことは、非常に明るい材料。ただ、離脱していた時が少し長かっただけに、ケガの選手たちが戻ってきた中で、どこまでコンディションが戻っているのかなというのは、なかなか試合をしてみないと分からない部分もある。そういう意味では戻ってきたけれども、まだ手放しで喜べるような状態ではない。

―浦和も選手の入れ替えが結構あったが、現在のチーム状況をどう見ているか
 

　何人か選手が抜けたが、もちろんそれに対して選手の補強もしているし、十分に資金のあるチームなので、選手は十分にいるのではないかと思う。いなくなったのは（アレクサンダー・）ショルツだが、ただ浦和は常に新しい選手が入ってくる。そういうチームであるし、浦和もケガ人が多かったと聞いているが、選手も戻って来ているという話もある。非常に選手が揃っている中で、質の高い選手が多いので、質の高いゲームをしてくると思っている。どんな状況であっても、浦和は強いチームであるのには変わりはないだろう。

　我々は鹿島戦に敗れたし、神戸にも引き分けた。ただ、ビッグクラブと言われる２チームに対しても五分の戦いを見せられたと思う。その戦いの中で、我々は（勝ち点）３ポイントを取りに行ったが、なかなかそれを取ることができなかった。そういう中でも十分に自分たちが３ポイントを取るだけの力があることは示せたと思うので、浦和戦でも自分たちの全力を尽くす中で目指すところは、もちろん勝ち点３だ。

―何人か新加入選手が今週から選手登録されるが、浦和戦での起用については
　ジョルディ（・サンチェス）に関しては、状態が良さそうなので遠征に帯同させようかと思っている。ポーランドのリーグが終わってからも、それほど長い期間休んでいないということと、自分でパーソナルトレーナーを付けていたということで、トレーニングを見たが、もちろん今はトップフォームというわけではないが、ただ状態は悪くないので遠征に帯同させて、試合の経過の中で見ていこうかなと思っている。

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