高校野球
【南大会公式練習】1年越しのエスコン決戦実現させ、札幌日大高と戦う北照・上林弘樹監督
■7月19日、エスコンフィールド北海道
準決勝前日に公式練習
全国高校野球選手権南北海道大会の準決勝が20日から北広島市のエスコンフィールド北海道に舞台を移して行われる。前日19日には準決勝進出の4校が公式練習を行った。5年ぶりの4強入りを果たした北照は18日から球場から車で5分のホテルに滞在。万全の態勢で6度目の聖地へ王手をかける。(2年連続の準決勝に進出し、球場の感触を確かめた札幌日大高エース・小熊梓龍投手(3年)のコメントは記事下に掲載)
昨年はエスコン見学も1回戦敗退
1年越しのエスコンだ。昨年5月にエスコン初開催を見据え、チームを率いてグラウンドレベルまで降りることができるスタジアムツアーに参加。しかし、札幌円山で行われた南北海道1回戦で駒大苫小牧に敗れ、たどり着くことはできなかった。公式練習を終えた上林弘樹監督(45)は「エスコンで野球をできるのを楽しみにしていたので、その部分に関しては楽しみですけど、僕らの目標はその先にあるので、一戦一戦しっかりやっていきたい」と札幌日大高との大一番を見据えた。
高橋、田中の両エースで継投策
左右のWエースで勝負を懸ける。14日の準々決勝から中5日。指揮官は「しっかり休めましたし、課題も修正できた。高橋も田中も調子が良いので二人がしっかり投げればうちにもチャンスがある。どっちが先に行った方がいいのかなと。間違いなく継投になる」。148キロ左腕・高橋幸佑投手(3年)も「あしたの試合は決勝戦だと思って。とにかく、明日勝たないと決勝戦はないので、明日勝つことだけに集中してやっていきます」と意気込んだ。