【一問一答】V弾の石井一成 早大の後輩・小島のノーヒットノーラン阻む会心の一振り
■パ・リーグ16回戦 日本ハム2ー1ロッテ(7月19日、ZOZOマリンスタジアム)
日本ハムの石井一成内野手(30)が19日、ZOZOマリンで行われたロッテ戦の八回に値千金の決勝ホームランを放った。七回までノーヒットピッチングを続けていた早大の後輩、小島和哉投手(28)の直球を捉え、右翼席へズドン。チーム3連勝の立役者になった。試合後の一問一答は以下の通り
―安打が出ていない中で本塁打
「だいぶ空気が重かったですけど、なんとかフォアボールでもいいので、出れば変わるかな、というところ。まさかのホームランでした」
―ある程度、球筋は頭に入っていたか
「カウントもカウント(3―1)だったので、速い球に負けないようにという持ち方で。びっくりしました。自分でも」
―感触的には完璧だったか
「そうですね。意外と強く叩けたな、という感じです。あんなに飛ぶと思わなかったです。ライナーは伸びるので、風も味方してくれました」
―2打席目、(引っ張らずに)レフトフライを打った時、監督が冗談交じりに代えようかなと
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「マジっすか。あぶねー(笑)」
―ここ数試合はポイントが前になっている
「ピッチャーにもよりますけど、小島もいいピッチャーですし、なかなか前に出すのは難しいピッチャーもいますけど。代えられないようにちょっと前に出したいです。結果、良かったので、(引っ張るようにアドバイスしてくれた)監督に感謝したいです」
―抑えられていた小島の投球をどう見ていたか
「やっぱり大崩れしないというか、間違ったコースには投げないので。絶対に。それが一番良かったですし、ランナー出しても要所を締めてくるので、難しいなっていうのは感じていました」
―大学の先輩の威厳を見せられたか
「威厳ですか? そんなのないです。あっちの方がいい選手なので。本当に対戦した時、いい戦いができればなと思っています」
―大学の時はどんな間柄だったか
「(小島は)ほぼエースみたいな感じで投げていましたね。自主トレも一緒にやってたので、そこは仲がいいですね。普段から連絡は取らないですけど、球場に行ったら結構、しゃべる感じです」
―二塁のレギュラー争いで、いいアピールができている
「アピールはもちろんしていきたいですし、本当にチームが勝つためにやっていくだけなので。継続してできればいいかなと思います」
―前半戦の勝率5割以上が確定した
「いい戦いはできていると思うので、どんな状況でも諦めず、小さいこと、やれることからやっていければ、いい流れが来るんじゃないかなと思うんで。そこはしっかりと徹底してやっていきたいです」