■パ・リーグ１６回戦　日本ハム２ー１ロッテ（７月１９日、ＺＯＺＯマリンスタジアム）

　日本ハムの加藤貴之投手（３２）が１９日、ＺＯＺＯマリンで行われたロッテ戦に先発し、八回途中無失点で５月２５日の楽天戦（楽天モバイル）以来、およそ２カ月ぶりの白星を挙げた。許した７安打は全て単打。走者を背負ってから粘り、緊迫した投手戦を制した。試合後の一問一答は以下の通り。

―序盤から要所を抑えた
「風もありましたし、本当に外野手にも助けられました。田宮の七回の時のアウト（盗塁阻止）は自分にとっても大きかったです。感謝しています」

―ロッテの小島が好投していた
「本当に小島投手もいい投球をしていた。僕は粘り強く、こういう試合の時こそ（気持ちを）切らさないようにと思って投げました」

―コンスタントに投げ続け、今季１００イニングを超えた

「けがなくできていると思います。もう少し僕的には投げたい気持ちはありますけど、そこは自分の調子が悪かったり。後半はもっともっと長いイニングを任せてもらえるようにしたい」

―試合序盤に気を付けたところは
「風も強かったので、変化球自体は自分で操作をしないといけなかった。そこはできたかなと思います」

―無失点の八回１死で交代。もう少し投げたい気持ちも
「先頭を切れたので、投げさせてもらえるかなと思っていました。でも、そこはチームのことなので、ブルペンに託しました」