ファイターズ
Fドラ3水野 悔しい社会人ラスト
“助っ人”としての役割を果たせず、JR四国の水野が社会人野球最後の大会を終えた。四国銀行に補強選手として加わり、「3番・二塁」で先発フル出場するも、3打数無安打。チームも0―6で伯和ビクトリーズに完敗し、「補強選手で呼んでいただいて、結果が出せなかったのは自分の力不足。チームを勝たせられず、悔いが残っています」と唇をかんだ。
持ち味の打撃力がなりを潜めた。一回の第1打席で空振り三振を喫すると、四回の第2打席は死球。六回の第3打席は一ゴロに倒れ、九回の最終打席も遊ゴロに終わった。鋭いスイングを見せたが、結果につながらなかった。
10月のプロ野球ドラフト会議で、日本ハムから3位指名を受けた。社会人ラストゲームで味わった悔しさは、プロの舞台で晴らすしかない。