ファイターズ
2024/07/20 23:30

伏見寅威 先制打&好リード 〝バギとら〟バッテリーでチームは4連勝

二回一死満塁、伏見が先制の2点適時打を放つ=撮影・玉田順一

■パ・リーグ17回戦 日本ハム10ー2ロッテ(7月20日、ZOZOマリンスタジアム)

頼れるベテラン捕手 攻守でバーヘイゲンの3年ぶり勝利を演出

 日本ハムの伏見寅威捕手(34)が20日、ZOZOマリンで行われたロッテ戦に「8番・捕手」で先発出場。二回に先制の2点適時打を放つなど、同学年で3年ぶりに日本球界復帰を果たしたドリュー・バーヘイゲン投手(33)の今季初白星をアシストした。

二回1死満塁でセンターへ 好投手の種市から先制打

 献身的なリードに定評がある伏見だが、オリックスから移籍2年目の今季はチャンスにめっぽう強い。1死満塁で回ってきた二回の第1打席は、相手先発・種市の変化球を捉え中前へ。先制の2点適時打を放った。

 ベテランの一打をきっかけに打線がつながり、チームは15安打10得点と大勝。「良かったっすね。ああいう場面で先に点を取れたのも良かったですし、種市選手はいいピッチャーなので、先制点を取れればいいなと思っていた」と、うれしそうに汗を拭った。

先制打を放った伏見が一塁上でポーズ

 

得点圏打率は昨季の.113から急上昇

 昨季は得点圏打率.113だったが、今季はここまで3割超え。好調の秘訣(ひけつ)について「いやあ、本当に何もないんですけど」と首をかしげつつ、「去年がダメだったので、今年はどうにかバットの方でと試合に出ています。思い切って、腹くくっていけている。中途半端なしで」。覚悟を持って打席に立つことが好結果を生んでいる。

お立ち台で女房役に感謝 バギー「良いリードをしてくれた」

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