ファイターズ
伏見寅威 先制打&好リード 〝バギとら〟バッテリーでチームは4連勝
■パ・リーグ17回戦 日本ハム10ー2ロッテ(7月20日、ZOZOマリンスタジアム)
頼れるベテラン捕手 攻守でバーヘイゲンの3年ぶり勝利を演出
日本ハムの伏見寅威捕手(34)が20日、ZOZOマリンで行われたロッテ戦に「8番・捕手」で先発出場。二回に先制の2点適時打を放つなど、同学年で3年ぶりに日本球界復帰を果たしたドリュー・バーヘイゲン投手(33)の今季初白星をアシストした。
二回1死満塁でセンターへ 好投手の種市から先制打
献身的なリードに定評がある伏見だが、オリックスから移籍2年目の今季はチャンスにめっぽう強い。1死満塁で回ってきた二回の第1打席は、相手先発・種市の変化球を捉え中前へ。先制の2点適時打を放った。
ベテランの一打をきっかけに打線がつながり、チームは15安打10得点と大勝。「良かったっすね。ああいう場面で先に点を取れたのも良かったですし、種市選手はいいピッチャーなので、先制点を取れればいいなと思っていた」と、うれしそうに汗を拭った。
得点圏打率は昨季の.113から急上昇
昨季は得点圏打率.113だったが、今季はここまで3割超え。好調の秘訣(ひけつ)について「いやあ、本当に何もないんですけど」と首をかしげつつ、「去年がダメだったので、今年はどうにかバットの方でと試合に出ています。思い切って、腹くくっていけている。中途半端なしで」。覚悟を持って打席に立つことが好結果を生んでいる。