高校野球
2024/07/22 19:25

【プレーバック】北北海道大会準決勝 白樺12ー2旭川志峯(7月22日、旭川スタルヒン)

七回2死、旭川志峯・ウメビンユオを遊ゴロに打ち取り、チームメートとタッチを交わす白樺・半澤(左)=撮影・桜田史宏
※七回コールドゲーム

 

白樺16安打12得点でコールド勝ち

 白樺は12-2と旭川志峯にコールド勝ちし、7年ぶり7度目の決勝進出を決めた。旭川志峯は一回に1年生ながら中軸を担う5番の億貞壮汰三塁手の適時打で幸先良く先制したが、三回に4失点し逆転された。その直後の裏の攻撃、1死二塁で再び億貞が二塁へ内野安打を放ち、二塁手の悪送球を誘って1点返したが、反撃はここまで。白樺の2番手・神谷春空投手(2年)、3番手・半澤理玖投手(3年)から追加点を奪うことができなかった。

 白樺は1点ビハインドの三回、先頭打者から5連打と犠飛で一挙4得点。これで勢いに乗った打線は、快調に得点を積み重ねた。四回には三回途中から継投した神谷が先頭の打席で左中間への二塁打で出塁すると、犠打と三振を挟み2番・久保翔馬一塁手(2年)が左越えの2ランを放ち、リードを4点に広げた。久保はこの2点本塁打を含む5安打6打点と打棒がさく裂した。

 白樺は六回に1点加えた後、七回も攻め立てた。先頭の大西遥斗右翼手(2年)が左中間三塁打で出塁し、四球と右前適時打で8点目。続く適時打、犠打に敵失も絡み、この回5点追加した。

 旭川志峯は七回裏の攻撃を、白樺の継投で3者凡退に打ち取られ、反撃ならず。白樺は23日の決勝で9年ぶり4度目の甲子園出場を懸け、クラークと対戦する。 

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい