ファイターズ
2024/07/23 00:20

【一問一答】稲葉2軍監督 エスコン揺れた〝ジャンプ〟復活に「ぶわ~っていう歓声を打席で感じた」

一回、同点打を放った稲葉2軍監督(右)=撮影・松本奈央

■日韓ドリームプレーヤーズゲーム 韓国6ー10日本(7月22日、エスコンフィールド北海道)

 日本ハムの稲葉篤紀2軍監督(51)が22日、エスコンフィールド北海道で行われた日韓ドリームプレーヤーズゲームに「4番・DH」で先発出場し、一回に同点打をマークした。かつて道民を熱狂させた〝稲葉ジャンプ〟が巻き起こると、球場は大盛り上がり。WBCや五輪で火花を散らしたレジェンドたちの競演に、2万9000人超の観衆が酔いしれた。試合後の一問一答は以下の通り。

ー久々の実戦
「緊張しました(笑)。向こうは2試合、練習試合をして、きのうも前日練習をしていた。投手もしっかり投げてきたし、バーっと点を取られて、これはイカンぞと。みんなスイッチが入ってヒーヒーハーハー言いながらも、なんとか勝てて良かったです」

ー同点打に感情があふれ出ていた
「三振だけはしないよう、なんとか当てなきゃって。18.44メートルがものすごく近く感じました。久しぶりに投手のボールをしっかり打ちました。2打席目はスライダーがあって、ボールってこんなに曲がるの? こんなに変化するんだ?って。よくプロ野球でやってきたな~って思ったけど、楽しかったです」

一回、同点打を放つ稲葉2軍監督=撮影・村本典之

 

ー練習は積めたか
「全然。マシンを2回ぐらい打って、最後は鎌ケ谷の練習日にバッティングをさせてもらった。でも、フェンス直撃がいっぱいいっぱい(笑)。柵越えは結局できませんでした」

ー2度の稲葉ジャンプ。球場が揺れた
「ぶわ~っていう歓声を打席で感じました。清水投手やいろんな選手から『あの応援は嫌だったよ~。でも、きょうは楽しく見させてもらったよ』って。それだけ相手チームの脅威になる応援だったんじゃないかな」

ー韓国チームと旧交を温めるシーンも
「イ・ジョンボムさんや(背番号)51番のポン・ジュングン投手とも話をしました。左投手のね。2009年(WBC)の初戦に投げてきて、僕の頭の上に抜けた球がって『あれは、わざとじゃないよ。ごめんね』って話をしました」

2009年のWBC第1ラウンド韓国戦、内角に来たボールを避けてバッターボックスに転がり込む稲葉

 

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