高校野球
2024/07/23 20:25

【プレーバック・写真入り】北北海道大会決勝 白樺5-2クラーク(7月23日、旭川スタルヒン)

北大会優勝を決め、喜ぶ白樺ナイン=撮影・桜田史宏

白樺が9年ぶり4度目の甲子園決める

 開業100周年の節目の夏の甲子園切符を懸けた最後の戦い。初の2連覇を狙うクラークは、2年生の辻田丞投手。9年ぶり4度目の出場を狙う白樺はエース半澤理玖(3年)が先発マウンドに上がった。

 一回表、白樺にいきなりアクシデントが訪れる。1死一塁で後続が二ゴロ併殺に倒れた際に、一走の久保翔馬一塁手(2年)が二塁手と交錯して担架で運ばれた。一時はグラウンドに戻ったが、五回に敵失で出塁する際に、一塁を回ったところで倒れ、起き上がって二塁まで到達したが、再び担架で運ばれた。治療した後、グラウンドに戻ったが、けん制の際に3度、痛みを訴え退いた。久保は準決勝で本塁打を含む5安打6打点と当たっていたため、白樺にとって痛い交代となった。

 そんな中、先手を奪ったのは白樺。二回1死から5番・冨沢悠斗(2年)が中前に落ちる二塁打で突破口を開くと、四球で一、二塁と好機を広げ、続く7番・浅野壮音捕手(3年)の右前打で先制した。さらに五回には敵失と死球などで2死二、三塁。ここで昨夏準決勝のクラーク戦でラストバッターになった6番・上一颯遊撃手(2年)の遊ゴロ内野安打で追加点を奪った。

 クラークの反撃は六回。先頭の2番・高橋歩希遊撃手(3年)が二塁打で3イニングぶりに出塁すると、敵失と4番・児玉旭陽投手(3年)の左前打で無死満塁。ここで白樺・半澤の暴投で1点返すと、クラーク・佐々木啓司監督(68)が動いた。2打数無安打だった7番・中田壮謙捕手(2年)が1ボールの場面で、杉谷瑠生外野手(2年)を代打に送った。杉谷は起用に応えて左前適時打を放ち、2-2と試合を振り出しに戻した。

 九回、白樺は一死から2者連続四球で一、二塁とすると、二回に先制打を打っていた浅野が、右前に値千金の勝ち越し打。さらに9番・福原和沙三塁手(2年)、藤原悠楽二塁手(3年)の連続適時打でリードを3点に広げた。

 最後は再び半澤がマウンドに戻り、クラークは2死満塁まで攻め立てたが、最後は再救援した神谷が中飛に打ち取り、白樺が9年ぶりの甲子園出場を決めた。


■9年ぶり4度目の優勝を果たした白樺の亀田直紀監督(37)
「苦しい展開になると分かってたんですけど、なかなか思うように点が取れなかた。ただランナーを出して、常にプレッシャーかけていたので、やっと九回に繋がったかな。終盤ほんとに3年生が頑張ってくれた」

■九回にダメ押しの適時打を放った白樺の藤原悠楽(ゆら)主将(3年)
「全然実感が湧かないですけど、やっぱり監督さんを甲子園に連れて行くという気持ちが全員あったので、それを今日達成できて本当に良かったです」


(全8カット)

二回1死一塁、クラーク・金原から併殺をとり、ガッツポーズを見せる半澤

 

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