エスコンでの初球宴は、全パ・中嶋監督の〝おもてなし〟が施された。球宴第１戦のスタメンが発表。

１：右翼　水谷（日本ハム）
２：ＤＨ　山崎（日本ハム）
３：左翼　近藤（ソフトバンク）
４：中堅　万波（日本ハム）
５：二塁　田宮（日本ハム）
６：三塁　郡司（日本ハム）
７：捕手　マルティネス（日本ハム）
８：遊撃　上川畑（日本ハム）
９：一塁　岡（ロッテ）
Ｐ：山崎（日本ハム）

　日本ハムに関わりのある９選手が名を連ね、先発マウンドに上がる山崎は先発投手とＤＨが兼務できる「大谷ルール」を使用し、ＤＨで２番にも入った。

　昨年の２軍戦以来となる二塁に田宮は「楽しんでやりたい。（ベンチ裏でのスタメン）発表前に中嶋さんに『セカンドできるの？大丈夫か？』みたいな感じで言われて『はい、大丈夫です』って」と、サプライズの裏側を明かした。まさかの先発マスクとなったマルティネスも「（捕手は）久しぶりなんで楽しむことと、あんまり失点されないように頑張りたい」と意気込んだ。今季は捕手練習をほとんど行っていないが「コントロールのいい投手ですし、そんなに心配ないかなと思ってます」と先発左腕に信頼を寄せた。

　２年ぶりの一塁守備に岡も「不安もありますけど、楽しんでやりたい。しっかり迷惑かけないように頑張りたいです」。プロ５年目の途中まで過ごした北海道での球宴初出場。「北海道でオールスター初選出。思い出になると思います」と笑顔を見せた。球宴ならではの遊び心は、激闘を続けていた選手たちにとってもリフレッシュになるはずだ。