冬季スポーツ
W杯女子ジャンプ 沙羅表彰台逃すも「良い状態」
「スタートの仕方を陸地で見つける」
ロシア・ニジニタギルで開幕した今季の女子W杯。11月26日の第1戦は6位、翌日の第2戦は5位と、いずれも表彰台を逃した高梨だが「問題点は見えつつも、感覚は良い状態で保てている」と順調ぶりを強調した。
ロシア大会2戦はスタート部分でミスが続いた。ノルウェーで5日に行われる第3戦までは陸上トレーニングで課題を修正していく考え。「どういうゲートでも対応できるようなスタートの仕方を陸地で見つけていきたい」と話した。
欧州では新型コロナウイルスが再拡大している。国境をまたぐ移動後の隔離など、厳しい環境下での生活を余儀なくされているが「試合をさせてもらえるのが幸せなことだと感じる。選手としてはこれまで準備してきたものを発揮したい」と力を込めた。
女子の北京五輪代表は来年1月17日までのW杯個人総合上位4人が選出される。年明けの1月8、9日に札幌、14、15日は山形・蔵王でW杯が予定されており、国内組にも五輪出場の可能性は残されている。