高校野球
2024/07/23 20:35

9年ぶり優勝の白樺・亀田直紀監督 選手で部長で監督でも甲子園 恩師・佐藤茂富監督に「良い報告できそう」

手たちに胴上げされる白樺・亀田監督=撮影・桜田史宏

■全国高校野球選手権北北海道大会最終日(7月23日、旭川スタルヒン)
▽決勝 白樺5-2クラーク

 2022年3月に就任した白樺の亀田直紀監督(37)が、監督として初めて優勝した。鵡川では4番で主将として04年のセンバツ甲子園に出場して1勝。白樺では12年からコーチ、15年夏の甲子園から部長としてチームを支えてきた。今度は監督としてチームを率いて聖地1勝を目指す。

鵡川の4番・主将で04年センバツ出場

 182センチ、82キロの大柄な体が3度宙を舞った。前回出場時の15年は「高校野球100年」の年だった。今年は甲子園開業100周年と節目には不思議な縁がある。「全然考えていなかった。でも悔しいですよね、9年も空いたか、と。それは本当に思っていた。きょうも苦しい展開になると分かってたんですけど、なかなか思うように点が取れなかった。ただランナーを出して、常にプレッシャーかけてたんで、やっと九回に繋がったかな」。監督就任からわずか2年半でたどり着いたが、道のりは決して平坦ではなかった。

初めて3年間育てた世代 裏方にも感謝

 今年の3年生は自らが初めて3年間育てた世代。監督交代のタイミングもあり選手獲得は、思うようにいかず、昨年の3年生21人に比べ、今年の3年生は10人と少なかった。3年生のスタメン起用は3人と2年生が主体だが「人数は少なかったが、バッテリーが良くて、ほんとに成長してくれた。3年間やってきて、選手たちもこっちの考えを理解しているのが随所に見えたので、ほんとに地道にやってきて良かった」。10人中ベンチ外も3人いるが「この子たちがほんと一生懸命サポートしてくれたんで、それは良かった」。裏方にまわった3人の3年生の働きにも感謝した。

朝練取り入れウエートをガンガン

 監督就任以降、朝練習を取り入れた。「ウエートだけメニューを決めています。週3回、あとは自分でやらしてます。シーズン中はあまりやってなかったが、冬の間にやったものが全部落ちちゃうんで、ガンガンウエートをやるようにした。やっぱり一番大事なのはフィジカル。バットスピードとか、体力もそうですけど。とにかくフィジカルトレーニングは徹底してやってます」。まずは土台作りに着手した。

 さらにベースは守備に重きを置いている。実戦形式以外、打撃練習はほとんどやらない。かといって、打撃を捨てたわけではない。「僕は守備をやったら、バッティングが良くなると思っている。守備に不安があると、バッティングの方が、おろそかになる。そこに安心感があれば、あとは打つ方で頑張ればいい。打つのもキャッチボールも一緒だと思うけど、そこができないとやっぱり何も始まらない。基本なんで」と、強化方針はブレない。

ユニホームのデザイン変更にこだわり

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