ファイターズ
2024/07/24 18:25

有薗直輝 近未来の4番候補がファームで奮闘中 

室内練習場で入念に打ち込む有薗(中央)=撮影・岩田浩之

高卒3年目の21歳 鎌ケ谷で充実の日々

 日本ハムの有薗直輝内野手(21)はただ今、4番の修行中。連日、フルパワーを発揮している。

 練習日となった24日、ティーバッティングでフォームを入念にチェック。投内連係の守備練習でも堅実なプレーを披露し、26日からの後半戦に備えた。

稲葉監督も期待する逸材 「将来は1軍で4番」

 185センチ、98キロのたくましい体格。シーズン当初、稲葉篤紀2軍監督(51)から「将来は1軍で4番を張れる選手の一人」と期待された大砲は、成長の道を順調に歩んでいる。

試行錯誤の末に芽生えた主砲の自覚

 今季、3月16日の西武戦で4番を任された。2戦目から9試合連続無安打と不振に陥った時も、主に4番で打席に立った。6月に入り、下位に回ることもあったが、同13日の西武戦で本塁打を放って復活した。

 「6月の初めは全然、打てなかった。タイミングも合わず迷いがあった。もう一度、自分のバッティングを見直しました。タイミングの取り方とか配球など、いろいろ考えて打席に臨むようになった」と一歩前進した。

胸に刺さった指揮官からの金言

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