新庄監督 母校の甲子園出場を祝福! 贈り物に込める思い…青春時代のエピソードも披露
西日本短大付の西村監督とは同級生
日本ハムの新庄剛志監督(52)が24日、母校・西日本短大付の3年ぶり7度目の夏の甲子園出場を祝福した。
同校の西村監督は同級生で、青春時代に多くの時間を共有し、苦楽を共にした間柄だ。その人間性に触れ「めちゃくちゃ真面目な選手で、彼が言うことは正しいんだなって思える人間。監督になったのは大賛成」と元チームメートの快挙を自分のことのように喜んだ。
母校の応援で高校野球の聖地へ!?
現地へ応援に駆け付けたい気持ちは膨らむ一方で「行きたいですね。(京セラドームで行われる8月16日のオリックス戦は)ナイターでしょ? 試合は…ヘッドに任せればいいか(笑)」と、ユーモアたっぷりに観戦プランを思い描いた。
今回の差し入れは? 過去にはマイクロバス1台
新庄監督は同校が2004年に甲子園出場した際に、マイクロバス1台を寄贈。規格外の差し入れで周囲をビックリ仰天させた。
2021年の前回出場時も、応援メッセージがプリントされたオリジナルTシャツ200枚を寄贈しており「(今回も)考えています。まずは何が欲しいかですよね。慎太郎(西村監督)に今、聞いてます」と満面の笑みを浮かべた。
これぞ新庄流! F戦士のバットを自腹で購入し…
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差し入れは1つではない。指揮官は甲子園出場の有無にかかわらず、前々から後輩へのプレゼントを思案していた。松本剛や清宮ら約10選手に依頼し、さまざまなタイプのバットを1本ずつ自腹で購入。球児たちのモチベーションアップを願い、すてきなサプライズを計画していた。
「喜んでもらえるかな?」 でも水谷はNG
「プロを目指している子って木製バットを使うから、プロ野球選手のバットを渡したかった。『清宮選手、野村選手、万波選手のバットだ!』ってなれば、ちょっとは喜んでもらえるかな?って。でも『俺がもらう』ってなって、使えないかも(笑)。商売道具はタダではもらえないので、レギュラーほぼ全員から買わせてもらいました。ただ、水谷くんからは買えない。(頻繁に折るのでストックが)ないから、遠慮しました」
高校時代も当然、規格外!
心優しい指揮官は、西村監督との思い出のエピソードも披露した。
「双子で北九州では1、2を争うものすごい足の速さ。無敵だったみたいだけど、僕はさらに先を走るから『なんだ?』ってなってました。1年生はポール間を50往復ぐらい走らされて、僕は50往復目が1本目よりも速かった。それぐらい化け物でしたから(笑)」。同じグラウンドで汗を流した2人は今、それぞれの道を進み、熱いドラマを描いている。