エスコンフィールド北海道の新設エリア「tower eleven baseball」が２６日、オープンする。２５日には報道陣向け内覧会が行われ、野球アミューズメントエリアに触れた。

　左翼方向「TOWER １１」の２階に設けられた同施設では、食事や展示物の観覧に加え、バーチャル映像を使ったバッティング、ピッチング、トスバッティングのゲームをプレーできる。打撃のデモンストレーションをしてくれたのは、２０２１年まで現役だった球団ＯＢの谷口雄也さん。「近くでスイングを見られるのは恥ずかしい」と謙遜していたが、低難易度「ルーキー」を試すと、２打席連続本塁打を放つなど、無双状態で「（実世界も）こんなに簡単だったらいいのに」と笑った。

　続いて、最高難易度の「メジャー」に挑戦。画面表示１４０キロの直球と多彩な変化球が投げ込まれる。谷口さんでもコンタクトに苦戦し「体感１６０キロ。こんなの打てないよ。悔しい！」と熱くなっていた。

　２６日から８月２８日までエスコン開催の１７試合はイベント「ファイターズ超夏祭り」を開催。超昆虫展や超縁日が企画され、高さ１２メートルの巨大スライダーを含む「WATER PARK」もＦヴィレッジ内に開設される。夏休み中の子供を喜ばせる仕掛けが盛りだくさんだが、大人も童心に帰って楽しめるような空間だった。