《SHINJOの信条》これは教えようがない。実戦で経験していかないとつかめないです
■パ・リーグ13回戦 西武3ー1日本ハム(7月27日、エスコンフィールド北海道)―(試合後、自ら口を開き)
「みんなが同点に追い付けるチャンスを結構、つくってくれたんですけどね。決める選手が決められなかった試合でしたね」
―福島は五回まで好投。六回、先頭への四球が痛かった
「源田くんのね。でも経験していって、あれをなくすピッチャーになってもらわないと困るので。水谷くんの、あの判断ミス(飛球の目測を誤る)は練習じゃつかめない。1軍で、1シーズン通して経験をしていきながら、ああいう打球がたくさん来て学ぶ。ノックのボールを受けても全然、判断の練習にならない。やっぱり打球捕。生きた打球をね、バッティング練習でつかんでいくしかないんですよね」
―伸びる打球だったか
「いや、屋根が開いてるのと開いてないので、また違うんですよ。屋根が開いてなかったらたぶん、そのまま一回、打球を静止して見ずに、後ろに(スタートが)切れたと思う。これは教えようがない。実戦で経験していかないとつかめないですね」
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―柳川が好投
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「良かったね。良かった、良かった。前回はゆったり足を上げて投げていて、リリースポイントがちょっと合ってないなと思っていた。で、すぐ本人にクイックの方がリリースポイントが合うからと(伝えた)。きょうはずっとクイックで投げていたので、それがいい投球につながりましたね」
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―清宮の代打起用は迷いなく
「(武内は)右バッターが打ちづらそうだったので。(代打に)田宮くんから上川畑くん、清宮くん。水谷くんのミスは関係ないです。(ミスをしたから)代打を送ったわけじゃなくて、左バッターの方が(武内に合う)。それを教えてくれたのが石井くん。ちょっと左バッターの方が投げづらそうっていう判断をした。そしたら上川畑くんも清宮くんも打ってくれましたね。次は全部、左を並べたろうかな(笑)」
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―水谷はベンチでがっかりしていた
「そりゃするでしょ。あの判断ミスで3点取られて。また(味方先発が)今年から初めて投げる福島くんっていうところもあった。お互い、今年1軍の舞台に立てた選手なので。でも、そこまで落ち込む試合ではなかったと思います。あした切り替えていける。あしたは、いい勝ち方しそうな気がします」
―先発の伊藤に期待
「ね!(笑)。今度は点を取ったら、しっかり抑えてくれますよ。もうそれは、伝わっていると思う」
―頭部死球を受けた万波の状態は
「(当たったのは)ヘルメットの結構、上の方で避け方がうまかった。でも、ちょっと頭のデッドボールは後になって(影響が)来るケースがあるから。首もね。打ちにいって、違う方向に向かせながら150キロ近くのボールが(迫ってくる)。(そんな経験を報道陣は)知らないでしょ?(笑)。 俺も3回ぐらいしか当たったことがない。痛さは全然ないんですよ。ただ、PLの花火大会ぐらいのチカチカはあります」
―当たった瞬間は痛くない
「痛さはないんですよ。ガーンって来て…ピヨピヨピヨピヨって。『全然、大丈夫です、いけますいけます』って言うんだけど、やっぱトレーナーの方が(止める)」
―次戦は様子を見て
「でしょうね。検査に行くかどうかはちょっと今、話している。ただ、 次の打席は立てたので。ものすごくボールが大きく見えたと思う。それが真ん中で、大きく見えてくれたらいいですよね(笑)。(死球後は)それがなかなか難しいんですよ。(イメージは)向かっていっているけど、映像で見ると向かっていってないっていう。自然に起こる現象」
―勝手に体が反応する
「(報道陣は)打席に立ったことないでしょ?(笑)。150はめちゃくちゃ速いから。でも、次の打席もフルスイングできていた。ちょっと本人にも聞いてみてください」
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